人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

前進しながら終わるのだ

2021-02-25 06:11:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ
雑感20

人間いつかは

終わりがくる。


前進しながら

終わるのだ。

     (坂村真民)


仏教詩人 坂村真民のたった四行の言葉が、私の胸に突き刺さる。

歳を重ねれば重ねるほど、この四行が具体性を帯びてくる。

待って召されるのではなく、後退して呻吟するのでもなく、ひたすらに前を見て生き切るのだ。




雑感21

「秘密」


私ね 死にたいって 思ったことが 何度もあったの

でも 詩を作り始めて 多くの人に励まされ

今はもう 泣き言は言わない


九十八歳でも 恋はするのよ

夢だってみるの 雲にだって乗りたいわ



2013年、101歳で没した柴田トヨの詩だ。


嗚呼、弱音を吐くな。シワが増えたって、眼光鋭い高齢者は山ほどいる。

腰が曲がっていたって、脳は躍動してるんだよ。




雑感22


人に歴史あり、という番組があった。
八木治郎がインタビューを通してある人物の足跡や現在を検証していくものであった。

番組の冒頭だと思うが、八木治郎のナレーションが毎回流れていた。
あれは、どんな内容だったっけ?

思い出せない。だから、調べてみた。


「人の世の潮騒の中に生まれて、去り行く時の流れにも消しえぬ一筋の足跡がある。今日は○○さん(その回に登場するゲスト)の歴史を振り返ってみたいと思います」というナレーション。


私にとっての一筋の足跡は何?
あなたにとっての一筋の足跡は何?

振り返ってもいい。
振り返りながら前を見よう。




雑感23


1985年に世界中を感動させたアフリカの飢饉と貧困救済のためのチャリティーソング、「We Are The World」

アメリカを代表する45名のスーパーシンガーたちが集まり収録された「We Are The World」

全世界で955万枚売り上げ、その売り上げ金の全てがアフリカの飢饉と貧困救済のためにつかわれたという。