お絵描き日記~イラストレーター照井正邦

職人、照井正邦の似顔絵、意匠など。画力の向上を目的に練習しています。

活版TOKYOへ行ってみて(雑記)

2016-07-05 05:01:08 | 雑記
活版TOKYOというイベントへ、工房 風里花さんと行ってきました。
※注意:オチなし、ダラダラ書きます。

場所は、神保町。途中にこんなものが・・・。


座談会もあり、「活版と凸版の違いは?」という話は勉強になりました。
(※乱暴に言うと、活版は活字を組んだもので、凸版は、活版、木版画、消しゴムハンコ、樹脂凸版などが含まれる、出っ張りにインクをのせて刷るもの…間違っていたらごめんなんさい)
けれど、私の認識と職人さんとの認識のズレを感じました。
きっと、この違いは活版職人さんにとっては絶対に譲れないものなのでしょう。

「似顔絵」に当てはめて考えてみました。「似顔絵、カリカチュア、ポートレート、人物画の違いは?」
確かに、似顔絵描きとしては譲れない部分があります。
しかし、一般の人にとっては「どうでもいいこと」なのかもしれません。


フロアに塗り絵が売っていたので、買ってみました。

※(部分)絵:井田千秋 印刷:内田印刷
これは、おそらく樹脂凸版だと思います。
狭義の活版ではない、ということになると思います。

イベント全体として、似顔絵というジャンルがなかったので、スキマはあるなと思いました。
また、女性の方が多くてびっくりしました。私の「ちょいとワル似顔絵」は、男性がメインなので、活版(樹脂凸版)では女性向けも面白いと感じました。


最後に、話をうかがったりして確実に分かったことは、「活版というのもを愛している人たちなんだ」ということでした。
それを否定することは誰にもできません。
私ができることは、(活版ではないかもしれませんが、)樹脂凸版イラストの可能性を開拓して、活版への橋渡しをすることなのかもしれないと感じた一日でした。


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似顔絵教室の課題「悪戦苦闘」(小池百合子)

2016-07-05 03:47:32 | ・政治
受講している似顔絵教室の課題です。
モデルは、小池百合子さん。
自分のテーマは、時期が時期だけに、シンプルでニュートラルに!!


何かが違う!!まゆ毛か?


たれまゆ毛にしたけれど、やっぱり違う。


じゃっかん似てきたけれど、やっぱり違う。

根本的な部分が違うのかもしれない。再度描き直すことに。


輪郭と服装、配置を再設定。そこそこ自分で許せる範囲になりました。



デジタル彩色して完成。



実は、課題は三人でした。

ニュートラル(中立)に描くというのは、難しい。
シンプルな似顔絵では、輪郭や服装など、ちょっとしたことが命とり。
とても勉強になりました。

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