コロナ下の散歩である今回の「本日のシュール」は、単なる地面です。
題材を決めないで、線の質感を描き進めることで連想される情景を描いていきたいと思っています。
個人的な思い出になる可能性が高いですが、極々平凡な、誰しもが体験するような出来事に近づけて、ありきたりではあるけれど、普遍的な思い出が描ければと考えています。
心象的に入り込むだけでなく、アスファルトの質感としても観てもらえるように描いていきたいです。
揺(ゆれる)を数える単位にして、陰影を揺らしたかったのですが、結果的な絵が「思い出」なので、ゴンベンの、童謡の、謡にしました。

「本日のシュール-思い出」1謡