お客様の似顔絵を描くときに大切なことがあります。
それは、どのような似顔絵を描いてほしいのかを感じることです。
それは、会話の中から探っていきます。
私はパフォーマンスが苦手でしたので、三種類の似顔絵をお客様に選択してもらうことで、その目安としてきました。
普通と言われたときには、極力誇張を抑え、ちょいとクールにと言われたときには、遊び心のある人だと判断して、思い切りデフォルメします。
ここで大事なのは、三種類の似顔絵を描けることを自慢しているのではなくて、どのような似顔絵を描けばよいのかの見当をつけるためだということです。
現場で三種類描かずにもめたことがあったのですが、たくさんの画風が描けることが大事なのではありません。
似顔絵師の中には私のやり方「ことのデザイン」を勘違いして真似する方もいらっしゃるようですが、自分の首をしめるだけです。
ヒントとしては、パフォーマンスを取り入れることです。
重複しますが、私はパフォーマンスが苦手ですので、三種類の似顔絵の場合があるということです。