日裏町長には各種団体から出馬要請が出されている
(写真は浜区)
任期満了(平成28年2月23日)に伴う印南町長選挙まで半年を切った。現職の日裏勝己町長(64)は次期町長選への出馬要請を各種団体や自治区から受けているが「残りの任期を全力で取り組みたい」と態度を明確にしていない。しかし1期目でもあり町長選への出馬は既定路線と見られ、9月議会で出馬表明となりそうで、今後は前回選挙で敗れた前職を含め対抗馬が現れるかが注目される。
日裏町長にはこれまで紀州日高漁業協同組合、町商工会、切目川漁業協同組合、町森林組合のほか、真妻地区区長会(松原、丹生、崎ノ原、皆瀬川、小原、西神ノ川、田ノ垣内、上洞、川又)、元村、浜、蕨野、高垣の4区が出馬要請済みで、新たに2日に切目川地区区長会(宮ノ前、古屋、羽六、樮川、古井、美里)が出馬要請を行い、これで町内33区のうち半数を上回る19区が要請を行ったことになる。出馬要請に対し町長は「大変ありがたいこと」としながらも、次期町長選への対応を質した3月議会一般質問での答弁と同様「残された任期を一生懸命やっていきたい」と2期目への去就について明言は避けている。
次期町長選まで半年を切った中で出馬表明している人はいない。日裏町長は1期目でもあり、次期町長選への出馬は確実と見られ、9月議会で態度を明確に示し出馬表明となりそうだ。一方、対抗馬の動きは現時点でないものの選挙のしこりはまだ完全には消えておらず、今後、前回現職で涙をのんだ前職の動向が注目されるが、前職が不出馬の場合でも、前回前職を推したグループが擁立に向けて動くことも考えられる。
その他の主なニュース
● 大崎かなさん、桑原翠さんわかやま国体陸上県代表入り
● 日高町のペンション湯川に25キロの大型クエ入荷
● 高校バドミントン県予選で大谷晃生・福山慎組(紀央館)が準優勝
● 11月8日 美浜町が婚活イベント「恋するハピネス」開催