本日のテレビ寺小屋に【行列のできる法律相談所】でお馴染みの
住田裕子弁護士が出演していました。
講演の内容は以下の通りです。
『認知症は誰もがなり得る病です。
でもできる限りその時期を遅くすることは可能です。
それは「人とのつながり」、そして三つの「きん」を大事にすることです。
ひとつ目は「金」、お金です。
ふたつ目は「筋」、活動するための筋肉。
そして三つ目は「近」、近くに行く場所、近くで会える人、ご近所付き合いです。
認知症が気になる人はあす、いま隣に座っている人に
「きのうは楽しかったね。講師は何という人だった?」
と聞いてみてください。
名前を思い出すだけでも認知症対策になりますが、
名前が思い出せなくても大丈夫です。
「きのう??」と、エピソードがひとつまるごと抜け落ちてしまうことが
認知症の前兆だといわれています。
だから朝ごはんで何を食べたか忘れてもいいのです。
朝ごはんを食べたこと自体を忘れていなければ...。
しかし認知症を患った人はその症状を認めたくないし、
周囲の人に悟られたくないのです。
そこへ電話が掛かってきます。
「母さん、オレだけどわかる?」。
思わず「わかるよ。」と取り繕ってしまうのです。
これは認知症の人が陥りやすいケース。
取り繕って『わかったふり』をしてしまうのです。
これが原因で詐欺事件の被害にあってしまいます。
私の母は「年を取ったんだからしようがないよ。これが老人力なんだから...」。
ある時から困難なことも笑い飛ばすようになりました。
閉じこもらない、取り繕わない、そして格好つけない...
家族や身近な人とあるがまま、
言いにくいことも隠さずに話ができる関係性をつくることが大切です。
年を取るとやることはたくさんあります。
「やりがい」がある方が人生楽しいと思います。
願いごとリスト(遺言)や財産リストも是非つくってください。
次の世代に負担をかけないためにも「備えあれば、人生ずっと憂いなし」です』
住田裕子弁護士が出演していました。
講演の内容は以下の通りです。
『認知症は誰もがなり得る病です。
でもできる限りその時期を遅くすることは可能です。
それは「人とのつながり」、そして三つの「きん」を大事にすることです。
ひとつ目は「金」、お金です。
ふたつ目は「筋」、活動するための筋肉。
そして三つ目は「近」、近くに行く場所、近くで会える人、ご近所付き合いです。
認知症が気になる人はあす、いま隣に座っている人に
「きのうは楽しかったね。講師は何という人だった?」
と聞いてみてください。
名前を思い出すだけでも認知症対策になりますが、
名前が思い出せなくても大丈夫です。
「きのう??」と、エピソードがひとつまるごと抜け落ちてしまうことが
認知症の前兆だといわれています。
だから朝ごはんで何を食べたか忘れてもいいのです。
朝ごはんを食べたこと自体を忘れていなければ...。
しかし認知症を患った人はその症状を認めたくないし、
周囲の人に悟られたくないのです。
そこへ電話が掛かってきます。
「母さん、オレだけどわかる?」。
思わず「わかるよ。」と取り繕ってしまうのです。
これは認知症の人が陥りやすいケース。
取り繕って『わかったふり』をしてしまうのです。
これが原因で詐欺事件の被害にあってしまいます。
私の母は「年を取ったんだからしようがないよ。これが老人力なんだから...」。
ある時から困難なことも笑い飛ばすようになりました。
閉じこもらない、取り繕わない、そして格好つけない...
家族や身近な人とあるがまま、
言いにくいことも隠さずに話ができる関係性をつくることが大切です。
年を取るとやることはたくさんあります。
「やりがい」がある方が人生楽しいと思います。
願いごとリスト(遺言)や財産リストも是非つくってください。
次の世代に負担をかけないためにも「備えあれば、人生ずっと憂いなし」です』