いっしょに歩こう

わんこと過ごすお気楽な日々。ちょっと覗いてみませんか

信頼関係を築こう

2008-12-06 | アジリティドッグへの道

昨日の天気予報では午後3時から雨でした。

ところが3時からアジリティの予約を入れてて、家を出たときは降ってなかったのに、到着したら本格的に降りだしてきました。

とうぜんアジの練習はできないので、屋根の下で座学になりました。

犬の本能について、アジの基本など、いろいろな話を聞いてる間ず~っとくうたはぽん母の膝の上。

アジリティはハンドラーと犬の信頼関係で成り立ってるドッグスポーツです。

つまり飼主が抱っこもできないんじゃ、信頼関係が成り立ってるとはいえません。

抱っこが大嫌いなくうたは、家でこんなことしようものなら大暴れですが、
先生を前に暴れられず、必死で耐えるくうたの心臓はバクバク、目はさまよい、息遣いもハァハァ荒くびくびくです。

そんなときは力の限り抱きしめるんだ!と言われ、
「怖くないよ、大丈夫だよ」と心をこめて全身でぎゅ~~~~!と抱きしめたら、
あらま!その間だけでもすーっと落ちつきます。

時々先生がプレッシャーを与えるので、そのたびにぎゅ~とハグしたり、指先をマッサージしたりしながら、なんだかんだといろんな話をしてるうちに気がつけば1時間半。

なれない抱っこで緊張をしいられたくうたは、疲れてちょっと眠そうになってます。

そこで人間の子どもを寝かせるときと同じように、心臓の鼓動と同じ速度でトントンと優しく体を叩きながら、
耳元でぽん母自作の「く~ちゃん、いい子だ、ねんねしな~。ねんね、ねんね」といつもの子守唄もどきを歌ったら、目をつぶって居睡り体勢にはいりました。

膝の上でヘソ天が最終目標ですが、今日抱っこでうとうと(-_-)zzzまでいけたんですから一歩前進です。

ただ16キロのくうたを1時間半抱っこしたおかげで、二の腕が筋肉痛です。今まさに、だるだる~です。

 

抱っこは前進しましたが、じつは大きな後退があるんです

レッスンの最初5分のフセしてマテの時、オスワリはしてもフセを全然しなくなっちゃったんです

家や近所でフセしてマテの練習ではちゃ~んとやるのに、フィールドでは
「フセの声が聞こえない、おやつもいらない、おもちゃも見えない」の3ナイくうたに変身です。

そこでしかたなく、オスワリしたくうたの肩付近にぽん母がまたがり、両前足を持って体重をかけ、強制フセをしています。

とうぜんくうたは嫌がり、手をガウガウ噛んでくるので(今のところ威嚇噛みで本気噛みではありません)厚手の手袋を使用してます。

嫌なことをされたとき、飼主を噛むことも、絶対的な信頼関係が築けてない証拠です。つまりいざってときに飼主を頼れない犬ってことなんです。

5年間かけてできあがったくうたとの関係ですから、簡単にどうこうできるものではありません。

だからと言って諦めませんよ。
大好きなくうたのためなら、たとえ3歩進んで4歩下がって2歩進むだったとしても、ぽん母負けません! 


ナデナデは大好きだけど
抱っこはイヤです~