寒さ厳しい芸北にも春がやって来ました。
とはいえ、標高1000m級の山々は、残雪で真っ白です。
深入山のグリーンシャワーは、まだ閉鎖されていて、登山者も今日は見ませんでした。
駐車場から見える恐羅漢山(望遠で)
渓谷沿いにはアテツマンサクが満開です。
このマンサクは岡山県の阿哲地方に多く自生しているからついた名前だそうです。
特徴は、花の中心部が黄色です。
シナノマンサクは、花が咲いても枯れた葉が落ちないけれど、
アテツマンサクは、葉が無いから青空にきれいに映えます。
アズマイチゲ(キンポウゲ科、イチリンソウ属)です。
花が終わり、夏は地中で眠ってしまうから、スプリングエフェメラル。
開花のタイミングをいつも外してしまいます。
今日は、何とか満開に会えました。
もうすぐ、花はまた明日と言って、閉じてしまいます。
日の当たらない所は、閉じてしまいそうです。
これは、ヤマエンゴサク(ケシ科)です。
これもスプリングエフェメラル。
まだ蕾で、これから咲き始めるでしょう。