少し前の映画(と直木賞受賞作)で有名になった「長崎ぶらぶら節」の舞台、長崎の丸山にある 梅園 身代わり天満宮に 梅を観に行きました。
年末の紅白歌合戦で、福山雅治の中継に使われた 史跡料亭花月のすぐ裏にあるのですが、案内板がないとたどり着けないほど奥まった位置にあります。入り組んだ階段をチビと行ったり来たりするうち、何とかたどり着きました。
こじんまりとした境内の梅はまだ三分咲きといったところ。さすがに聖域なので、酒を飲んで騒いでいる人などいませんでした。
「身代わり」というのは、昔刃傷ごとで血だらけになった侍が無傷で、代わりにここの天神像が血だらけだったことに由来するらしいのですが、ちゃんと現代でも御利益がある像が鎮座しています。
それは←「歯痛狛犬」といって、痛くて困っている患者の身代わりに、狛犬の口に飴を入れると治る?というもの。
幸い今は痛くないので、そのときになったらお願いにこようと思います。
なお、ぶらぶら節の主人公 愛八さんと古賀十二郎氏の解説や文学碑もあり、かゆいところに手が届く解説や案内板が盛りだくさんでした。
小さな地元の祭りもあっているようですので、次回は迷わず参拝したいと思います。