午前10時の映画祭の中で、特に楽しみにしていた『リトル・ダンサー』を初めて見ました。
2000年の上映作品とは後で知りましたが、ストーリーは1984年、イギリス郊外の炭鉱町で展開します。
『幸せの黄色いハンカチ』に出てくる、廃墟のような夕張の木造の炭住とは全く異なつた町並みですが、住んでる人の意識は似たりよったり。
バレエに興味を持った男の子は、炭鉱のストや家庭の事情、更には固定的な男女の役割が、蔓延する世界から、最後は家族の応援を受け、ロンドンのロイヤルスクールへ合格します。
踊りが楽しいかったから、夢中になって続けた男の子と、それに最初は反発していた炭鉱夫の父親の演技が、退屈で停滞している田舎町で展開されますが、その人間ドラマに、何度ももうダメかな?と思いながら観ている方も、ハラハラドキドキもの。
親は、子供のどこを、どんなふうに応援するのかの手本を、全編で示される、稀有な映画だと感じたのでした。
2000年の上映作品とは後で知りましたが、ストーリーは1984年、イギリス郊外の炭鉱町で展開します。
『幸せの黄色いハンカチ』に出てくる、廃墟のような夕張の木造の炭住とは全く異なつた町並みですが、住んでる人の意識は似たりよったり。
バレエに興味を持った男の子は、炭鉱のストや家庭の事情、更には固定的な男女の役割が、蔓延する世界から、最後は家族の応援を受け、ロンドンのロイヤルスクールへ合格します。
踊りが楽しいかったから、夢中になって続けた男の子と、それに最初は反発していた炭鉱夫の父親の演技が、退屈で停滞している田舎町で展開されますが、その人間ドラマに、何度ももうダメかな?と思いながら観ている方も、ハラハラドキドキもの。
親は、子供のどこを、どんなふうに応援するのかの手本を、全編で示される、稀有な映画だと感じたのでした。