アカデミー賞も発表され、面白作品盛りだくさんの映画館で、ドリームガールズを観ました。あとで分かったことですが、主演のビヨンセ目当てに、同年代の女性がわんさか入場していました。”カリスマ”だったのですね(知らなかった・・・・)。
母親の目を盗んでオーディションに参加した3人の黒人女性が、白人社会、モータリゼーションの波に乗ろうと仲間との確執を経ながら 変化し続け、のし上がっていったというストーリーでした。しかし元々ブロードウェーミュージカルの映画化なので 筋は”2の次”。ミュージックのオンパレードです。
音楽面では エディー・マフィが 泥臭い黒人歌手にピッタリのはまり役。歌唱力もかなりのモノで、このレベルのスターの実力が凄いことになっていることが理解できました。更に カリスマ ビヨンセをしのぐ、助演女優ジェニファー・ハドソンの歌唱力には 圧倒されます。
またビヨンセ中心の衣装やスタイリングは、60年代~80年代に的を絞り かなり豪華で、ステージでの演出も本場の雰囲気がひしひしと伝わって来ました。
実際のコーラスグループの実話を織り交ぜて作られ、ミュージカルや今回の映画になっているということは、共感を生む成功物語であり、また時代背景の描写が正確だったということだと思います。映画の日に鑑賞したので、充分元が取れる作品でした。
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