朝8時。
開門し、ゴミを出して帰り際に山門を見ると。
西方極楽浄土の方角に沈まんとする月。
境内の木々に付いた水蒸気が凍って、薄く霧氷のようになってました。
梅の蕾も氷に覆われています。開こうとしていた花も少しおあずけ。
蝋梅のほうは、ひと足先に沢山開花しました。法然寺の蝋梅は壁に近い枝から早く開花します。不思議です。
1月23日から24日にかけて降った雪で、境内は5センチくらいの積雪がありました。
雪かきをするほどではありませんでしたが、晩の冷え込みで道路がガリガリに。
フワフワ雪に首まで埋もれてしまったのはカエルの置物。
今年最初の定例法話会には、足元が滑りやすいにもかかわらず20人ほどの方が参加してくださいました。
今回は、皆さんで生姜湯を飲んで温まりました。
雪は 天からの手紙
星は また会える約束
自然の中に生きる我々には力が及ばない災害や事故があります。
当事者の方々の苦しさ、悲しみを思うと言葉が見つかりません。
故人の方を想い、救いの手を差し延べてくださる大きな存在の阿弥陀さまを信じてお念仏を続けていきます。
暖かいお正月でした。
そのせいか、花も早めに咲き始めました。
福寿草。法然寺では蝋梅と共にお正月の花として定番になっています。
ボケ。小さな苗を植えたのですが、今年初めて花を咲かせました。
蝋梅。暖かい冬には、年末から咲く年もありました。
透き通った空に月が見えます。
夜明け後間もなくの空は、まだ夜の雰囲気が残っています。
