久万 ほうねんじ のブログ

法然寺でのスローなできごと。

本の紹介

2021年10月30日 | 日記



最近本屋さんにも平積みになってる話題の本。
「さいごはおうちで」

登場人物全員が、かわいい猫の姿になっていて読みやすく、ほのぼのする漫画となってます。

内容は、命の尊厳を大事にする「たんぽぽクリニック」の院長先生・スタッフさん達と、幸せな人生の最後を自分の意思で迎えようとする入所者さんとのお話です。

以前から、たんぽぽクリニックと永井康徳先生のことは愛媛新聞の連載記事で知っていました。
(余談ですが、先生と私の名前は1文字違い。)

たまたま、先生のご家族と法然寺がご縁で繋がっていて、話を聞く中で私の家族ともご縁があることもわかり、最近は大変親しくしていただいています。

今後、久万でのチャレンや連携も可能かと思いますので、楽しみにしております。

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今月の掲示板

2021年10月23日 | 日記


千年万年過ぎたなら 
ほまれもはじもあるもんか
心に残るは酒恋う心
飲み足らなくて泣けてくる

陶淵明の詩
(榊莫山著『莫山美学』より)


気がつけば、10月も末なのに、今月の掲示板をまだブログに載せていませんでした。

ある女性の檀家さんが「住職さん!今月の掲示板は私の為の言葉です!」とおっしゃっていました。(笑)


陶淵明は魏晋南北朝時代の中国の詩人。
そして「酒好き」では片付かないほどの大酒飲みだったようです。
この陶淵明の漢詩をこのように訳したのは、おなじく酒好き(特に焼酎のイメージ)の書家、榊莫山さんです。


無類の酒好きといえば。。

今、愛媛県美術館で開催されている「生誕200年 三輪田米山展」。




この書家、三輪田米山も酒豪で有名です。
米山は酔っぱらって千鳥足になりながら、どこか吹っ切れたような豪快な書を書いたようです。


余談ですが。
私のほうはというと、酒にはめちゃ弱いんです。。
でも、誉れも恥もあるもんか!今を楽しもう!という気持ちが共感できたので今月の言葉としました。
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ザクロゴロゴロ

2021年10月14日 | 日記
ザクロゴロゴロトリゴロ
となりました。
雨が降ったのがきっかけで、実が一気に開いた気がします。



今年は沢山なりました。
これでもまだ半分くらいです。

いや、なり過ぎてて木の上の方にある実には手が届かないほどです。




この綺麗なルビー色を楽しむなら、ザクロジュースやザクロ酒にするといいらしいです。

やってみようかな〜。

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スイフヨウを中心に色々と。

2021年10月09日 | 日記
スイフヨウ(酔芙蓉)は、毎年この時期に咲きます。



名前の由来は、花の色が次第に白から赤に変化する様から来ています。





真っ白な花びらが2日ほどかけて赤く染まります。

が、今年は、ちょっと変。

白から赤に変わるのは同じですが、本来花びらが八重の株なのに、中に一重が混じっているのです。



↑八重
↓一重





同じ株なに不思議ですね。



10月なのに日中は暑いくらいですが、ツワブキが咲いています。
檀家さん曰く、ツワブキは柔らかい葉だけを取って佃煮にして食べるそうです。



垣根にはカエルが潜んでいました。



色も同化させて、ジーっとしています。



近くにカマキリがいました。このカエルはカマキリを狙っているのかもしれませんね。



↑親と分けて水槽に入れていた子メダカも大きくなりました。
冬には親と一緒に室内へ避難させる予定です。



ザクロと山門


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