前回の記事は日本のヘヴィ・メタル(ヘビーメタル)、THE冠(かんむり)でした。
今日はその続きではありませんが、その流れで昔、昔、若かりし20代の頃に聴いていた
ハードなロックのお話にしょうかなと思いました。
昔は当然、今でもハードもヘヴィもごちゃ混ぜで境界線もよくわからないままです。
境界線なんてない、聴く人がそう思えばそうなんでしょう?
しかし、最近の僕の音楽鑑賞は鑑賞という名に値しないかもと思う時があります。
iPhoneで聴いたりするこがほとんどです。 ただの暇つぶしなのかもしれません。
人とその音楽を共有することもなく、一人でイヤホンかヘッドホンをして聴いているのですから。
20代の頃は独身で新宿区の安アパートで独り暮らし、トイレ共同、風呂なし、
4畳くらいの歪な4角形、台形のような形の畳の部屋に3畳くらいの板の間の
ガスコンロが一応付いたキッチンもどきの二部屋で当時家賃が26000円。
電話なし、その後工事をしてもらって付けました、、
地下鉄東西線、上落合駅から徒歩数分の場所としては便利なところででした。
まあ、日当たりは最高の2Fの部屋で、商店街の入り口角にあって生活はしやすかった記憶です。
そんな安い部屋で40万円くらいで購入したステレオ・コンポで毎日音楽鑑賞でした。
部屋にその荷物を届けにきた電気屋さん(秋葉原で買った)の指定の運送会社のおにいちゃんが
「いい買い物しましたね~!」て。
あの頃は本当に鑑賞に値したと思います(笑)
当時の給料が手取りで15万も無かったですから、よくぞ奮発したものだと今でも思います。
稼いだ金は自由に使える、、独身最大の強みですよね。
そんな時代に聴いていたハードなロックは?
ハード・ロックと言えば、、クリーム、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、、
が最初に頭に浮かびます。
当然のように聴いていました。
大好きなビートルズはソフトなロック、ポップなロックな曲が多いですが、
中にはハード・ロックの原型かなと思える曲がありますね。
1968年のホワイト・アルバムと呼ばれる、2枚組アルバム、ザ・ビートルズ。
その中の1曲、ヘルター・スケルター、、、ビートルズにしてはかなりハードな音を出しています。
歌っているポールもかなり絶叫気味です。
ビートルズのLIVE音源がないので、ポールの2005年LIVEから
Paul McCartney - Helter Skelter (Live 8 2005)
エアロスミスもU2もLIVEでこの曲をやっています。
U2 - Helter Skelter [Rattle and Hum - HD]
このU2のCDは名盤です。
忘れた頃にまた観たくなる
レッド・ツェッペリンとディープ・パープル、よく比較されます。
僕の持っている雑誌「大人のロック」にもその特集がありました。
ハード・ロック頂上対決と銘打って
20代の頃はディープ・パープルの方が断然好きでした。
レッド・ツェッペリンの良さがわかってきたのはそのずっと後、30代の後半くらいだったでしょうか?
それでもレッド・ツェッペリンの映画が上映された時、新宿の歌舞伎町の映画館で鑑賞しました
今でもDVDでたまに観ることがあります。
1973年の収録、ニューヨーク、マジソン・スクエアガーデンの演奏ですが、
ドキュメンタリー風に仕上がっています。
が、今日はレッド・ツェッペリンでもディープ・パープルでもありません。
当時というのは1982年から1983年頃だったか、、今の仕事に就いたのが1981年だから
その頃の記憶です。
アイアンメイデン(IRON MAIDEN)
スコーピオンズ(SCORPIONS)
マイケルシェンカー・グループ(MICHAEL SCHENKER GROUP)
この3つのHARD ROCK BANDというかHEAVY METAL BANDというか、やたらとでかい音、
絶叫する歌、ギターが鳴り響き、けたたましくテンポの速いドラミング、、、疾走感がある、そんな音が好きだったのです。
それぞれたった1枚づつしか持っていなかったので、、同じアルバムを繰り返し繰り返し聴いていました。
まずはアイアンメイデン
持っていたのはこのアルバム
THE NUMBER OF THE BEAST
その中でも一番好きだった曲が ”RUN TO THE HILLS" です。
しばらくずっとRUN TO THE HELL だと思っていました。
だってこのジャケットからじゃ地獄でしょう? HILLじゃなくHELLが頭に刻印されたのです。
魔力の刻印ですよ、、、
Iron Maiden - Run To The Hills (Official Video)
次のスコーピオンズはジャケット買いです。
スコーピオンズ(ドイツのバンドです)なんて全然知らなっかったから、
どんな音なのかこのジャケットから想像してきっとハードな音だろう?
BLACKOUT です
1曲目のタイトル曲、"BLACKOUT"も好きですが、
2曲めの CAN'T LIVE WITHOUT YOU
この曲が一番好きで何度聴いたのか、レコードが擦り切れるほどです。
1983年当時のライヴよりもこの1990年のライヴの方が円熟味のような渋さがあっていいかも
Scorpions - Can’t Live Without You (Live in Berlin 1990)
最期はマイケルシェンカー・グループ、、というと長野県の強豪トライアスリート、
マイケルシェンカーをこよなく愛したマイケルさんを思い出しますが、、聴いていた頃はまだトライアスロンには
出会ってはいません
僕が持っていたのはこの一枚だけ
3曲めの"DANCER"もいいですが、やはりタイトル曲の "ASSAULT ATTACK" にしましょう。
20年以上後のLIVEですが、、、
Michael Schenker Group―Assault Attack
WORLD WIDE LIVE 2004
ヘヴィ・メタル・バンドの演奏力ってすげー!といつも思います。
みんな努力家なんだなあと、地道な練習を重ねないとあんな演奏なんてできるわけがない、、、
見た目はみんな無頼漢のようだけど、、影で汗と涙の、血が滲むような練習、実際血が滲んでいるかも?
本当に彼らの演奏には憧れます、、、あんな風にギターが弾けたらなんと楽しいことだろう
今日はこのくらいにしときます。
長々とくだらない昔話にお付き合いいただきましてありがとうございます。
昔を振り返ることは多々ありますが、気持ちは常に前向きにです
ご訪問ありがとうございます。
そして貴重な時間を費やし最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も良い一日でありますように!
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