以上のような状況を踏まえ、2015年8月任期満了を迎える上田知事にとって、
2015年(平成27年度)予算編成は文字どおり集大成の決意を示すものとなります。
一部に新年度は任期満了後の期間が長いことを理由に、
暫定予算にするべきという声もあるようですが、
社民党は本格予算の編成を求め、以下の110事項の要望をいたします。
Ⅺ、地域からの要望
1、毛呂山町玉林寺地区の県道冠水について早急に対策を講ずること。(毛呂山町大字川角2263-1)
2、葛川堤の補強工事を進めること。(毛呂山町西大久保251)
3、狭山環状有料道路を無料にすること。
4、鴻巣地内の元荒川の清流を取り戻すこと。
5、鴻巣市内に市民要望の強い総合病院の設置をすること。
6、米軍キャンプ朝霞跡地利用について
①、朝霞市の中心に残っている米軍キャンプ朝霞跡地(国有地19.4ヘクタール)で検出されたダイオキシン類、
飛散性アスベスト、鉛等の有害物質の除去並びに地下構造物の撤去は、
国の責任で行うよう、さらに国に働きかけを行うと共に、
有害物質の処理が適切に実施されるよう管理をすること。
②、米軍キャンプ朝霞跡地の地元利用、
整備にあたっては朝霞市と連携をとり、財政援助等の支援をすること。
③、米軍キャンプ朝霞跡地内への元国家公務員宿舎予定地3㌶(朝霞の森)は
国と朝霞市で管理委託契約が締結され、
今年8月に契約が更新され、引き続き2年間の暫定利用が可能となり、
多くのの県民の利用する広場として活用されている。
今後も暫定利用期間の延長が図られるよう国に働きかけ、
長期間、安心して県民の利用が図れるよう務めること。
④、朝霞基地跡地の公園用地地元利用に当たっては国有財産法第22条に基づき、
朝霞市に無償貸付するよう、引き続き国に働きかけること。
7、岩槻民族文化センターの跡地の利用について、速やかにさいたま市と譲渡等について話し合いを進めること。
8、県営権現堂公園2号公園を早期に着工すること。
9、県営権現堂4号公園には、ソーラー灯4基が設置されているが、
同公園は幸手市の緊急避難場所になっているので、ソーラー灯をトイレ付近に増設すること。
10、大中落、中落が流入する倉松川の河道を整備すること。
11、地域経済の活性化に向け、春日部駅の連続立体化を早期実施すること。
12、埼葛広域農道に歩道を整備し、安全対策を講ずること。
13、県道春日部久喜線県立久喜高校東側の横断歩道に、手押し式信号機を設置すること。
14、県道春日部久喜線の都市計画道路を早期に完成すること。
15、県道春日部久喜線と県道上尾久喜線の交差点の渋滞が激しいので、
交差点改良として右折専用レーンを設置すること。