朝日新聞の11月30日の経済気象台のコラムに参考になる文章がありましたので紹介します。
中国の書「韓非子」の一遍に「五と(ごと)」がある。
五と(ごと)とは、キクイムシのことで、
国家を木にたとえて、それを食いものにする者たち5人をあげつらったものである。
「わが国でも、自民党支配の時代における有力なキクイムシ集団は、・・・・・族議員集団であった。
道路族、文教族、厚労族、農水族、郵政族である。
キクイムシに荒らされて1千兆円もの借金大国に成り果てたこの国で、
有力政党の党首は、日銀による建設国債の無制限引き受けと受け止められる提言をした。
その後、「市場から買う」と説明し直したが、大型予算に意欲を見せる。
宿主(日本)の立ち枯れを加速させるごとき言動は、末期症状を呈しているというしかない。