JR九州熊本支社主催の総合脱線復旧訓練が鉄道警察隊と熊本西消防署の協力のもと開催されました
場所は熊本車両センター構内です
今回の脱線車両はキハ31形式です
脱出用に準備された軽自動車も既にスタンバイ状態です
訓練は
踏切内に立ち往生した自家用車に列車が衝突して中には運転者が出られずに閉じ込められている
という設定です
確か去年は訓練途中で本物の事故が発生して勤務の消防隊が全員居なくなりました
しかし、タマタマ見学に来ていた消防学校の生徒さん達が代わりに出られました
何の打合せも無いのに凄い!・・・と感心しましたが
本物の事故を経験している方達ですし、事故に打ち合わせは無いですからねぇ
さすがです
通報後消防隊の到着で、例の軽車両は無残にもオープンカー状態まで屋根を開けられて運転者に仕立てられたダミー人形を助け出されました
その後に車両の猛者達の出番です
脱線した車体をジャッキアップしてレールに乗せる作業です
何10トンもある車体を上げて移動させるのは至難の技ですね~
見学者も真剣です
全員が集中して観入っていました
こういった経験から、実際に事故等が発生した場合には自分は何をすれば良いのか、人は何をしているのかが判って
とても良い勉強になったと思います
最後におまけです
レールの上を走って行くハシゴみたいです
もしかしたら架線の修理などで使うのでしょうかねぇ
セットされた状態を見たかったですね~