門前の小僧になりたいくらげ

学究的な空気に憧れて専門家の周りに出没しては雑感を綴るブログ。化石鉱物系がやや多し、の予定。

猿丸層観察〜2019.7.28 長野県長野市〜

2019年09月09日 | 古生物学・地学

 息子その1にとってのメインイベント、猿丸層の露頭観察。約250万年前、新第三紀の終わり頃の地層だそうで、マガキの化石の密集層が見られます。昔は畑の肥料・土質改良材に使われていたくらい地元ではありふれた(?)ものだったそうです。他にもウミニナ、シラトリガイ、オオノガイ、広葉樹の葉、などの化石が産出するそうですが、マガキ以外でわかったのは広葉樹の葉だけでした。観察できて楽しいのは楽しかったんですが、危惧していたとおりかなり脆い岩質で、観察中落盤がないかと心配でなりませんでした。レジャーに行って事故にあったのでは本末転倒なので、安全対策も考えなきゃなあ、と、反省いたしました。何はともあれ、無事に済んでよかったです。


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