古民家は寒い・・・冷暖房費用がかかる・・・古民家は床の段差があって年配者向けではない・・・
メンテナンス費用負担が多い・・・
多くの方が思うことです・・・(潔癖症に近い方や虫嫌いの方もムリですかね・・・)
古民家リノベーションと言って、本来の良さを無くしてしまうのは本末転倒なのですが・・・
築40年の木造在来工法の建物の多くは、断熱性はあまり良くありませんし、トイレは汽車弁・・・
お風呂はタイル張りの狭くて寒い仕上げで、バランス釜という昔ながらの給湯器だと思います。
畳・床・壁・天井の入れ替え、張替えも必要です・・・
それを中古住宅として購入してリフォームしても数百万・・・外部周りを手直しするなら1,000万以上・・・
それくらいの費用負担を考えなければいけないと思います。(本体の購入費用も考えるともう少しかかりますね・・)
それなりの古民家を改修して住める位でよければ、同じような価格で出来ますし・・・
物件によっては格安の古民家もあります・・・(地方の物件の場合が多いですが・・・・)
そうは言っても古民家ライフを本当に考えている人でもない限り、築100年の古民家に住もう・・・
今すんでいる古民家を耐震改修して、設備を快適なものに交換しようと言う方も少ないと思います。
古民家をシェアハウスに改修して暮らしている若者達がいます・・・・・
最低限の設備交換と、構造的に不安な部分の柱・梁の一部を交換しただけで・・・
後は、自分達で少しづつ手直ししながら生活しているそうです・・・
地域に向けて開かれたスペース・・・人が集う場所・・・
コミュニティスペースとして、いろんな取り組みをしています。
何故なら、ランドマーク的な存在として、地域の歴史・文化を伝えてきた古民家があるからです・・・
人が元気に長生き出来るのは食事・運動も大切ですが・・・
人との係わり合いです・・・人は1人では生きていけません・・・
家族がいて、仲間がいて、地域と繋がっていて・・・
自然の物に囲まれる環境・・・そんな暮らし・住まい方が、人 本来の生き方なのでは無いかと思います。