パタパタと風に乗り・・・カシカシと枝葉がなびく・・・。
大きな葉っぱに小さな葉っぱ・・・大きく広がり傘となって、人も虫も動物達も・・・
仲良く集う場所となる・・・。
落ち葉に悩まされ・・・毛虫に追われ・・・暮らしの中で必要と無くなれば・・・
忌み嫌われ・・・バツバツといつの間にか切株に変わって、景色の違う町になっている・・・。

薪ストーブが少し流行り・・・七輪でバーベキューなんて、おつな場面もチラホラ・・・。
それでも、薪を調達する大変さと・・・煙が意外とご近所では不評で・・・
各家庭に、竈か囲炉裏に・・・薪ストーブなどと、浸透するには・・・
まだまだ時間が掛かるようで、一時のブームが・・・繰り返すだけのようにも思える・・・。

ウッドショックと言われて・・・木材の高騰が止まらない様子で・・・
先を見通せず・・・国内の木材もずいぶんとアタフタしています・・・。
伐採されず大量に残る杉材は、山から切り出せば切り出すほど赤字となって・・・
それじゃぁ、そのまま山に残しておきましょう・・・と・・・
お手入れのされなくなった杉の木が、真っ暗の森の中・・・細々と育つ姿を見ていると・・・
この、木材高騰で・・・伐採の費用がまかなえれば、今更どうしようもないかもしれないけれど・・・
手つかずの森にも・・・おひさまの光が射すのかも知れません・・・。
そんなに単純では無いにしても・・・
自分達の代ではない・・・もっと先の未来を見据えた暮らしを残して行ければと思います。