暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

忘れさられて

2017年11月07日 | 古民家

 古写真が好きです・・・。

特に収集癖があるわけでもなく、写真集を探し回っている訳でもありませんが・・・

CGでもなく、合成されているのでもない当時の身なり・風景・生活など・・

嘘偽り無く、そこに人がいて生活してそんな時代を経て今がある・・・なんか不思議な感じがして

好きです。

今の自分と同じ年齢の姿の、親の写真・・・しかも背景は今でもそのまま・・・

そこで自分が同じように写真を撮る・・・

もっと古い話をするなら・・・ちょん髷のお侍さんがスフィンクスを背景にした古写真があります・・・

そこで同じアングルで自分も写真を撮る・・・150年前にそこまで行った人が確かにいた・・・

当たり前と言われればそれでおしまいなのですが・・。

骨董市に行くと、古いポストカードが売っている事があります、博覧会や町の景色・・・

どこかのお宅から流れ出てきた写真・・・どこの誰かは解りませんが、その当時の

洋服の流行や髪型がシュールなのもあって、とても楽しめます。

明治か大正時代に町並を写した古写真から、なんてことの無い古い通のトタン張りの家が

実は街道で旅籠や商家だった、当時の歴史や構造を記した貴重な建物だったのが発見されたり・・・

中仙道にある、「妻籠宿」・「馬籠宿」などは、時代の移り変わりで主要道路が出来て

忘れ去られた街道となって、当時の面影そのまま、今に残ったようです。

古くていらないもの・・・と思われていた時代もあったのでしょう・・・。

ブームもあるのでしょう・・・・でも、今は日本の文化・歴史を継承していく

大切で無くてはならないものになっています。

時代は繰り返す・・・少しカタチを変えながら・・・

 

 

 

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