暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2025年01月11日 | 古民家
 右を先に、目を閉じて・・・ささやかな音を嗅ぎ分ける・・・。
お茶を注ぐ音にさえ・・・違いを見つける容易さは・・・
雑音を音符に書き出して・・・心地よさと苛立ちに寄せてゆけば・・・
作り物に、人工物を組合わせ・・・
遮る不自然が・・・自然の音を蹴散らし・・・
ささやかな揺らぎは、不埒な波に変わってしまう・・・。

淡い絵柄を楽しむ昼時に・・・さりげなく見せる小さな器と・・・
程よい暮らしが、余計な言い訳を押しのけて・・・
飾らない棚に並ぶ色合いは、花を映し・・・
目を合わせ・・・放たれた自然に耳を傾けて聴き惚れて・・・
豊かな暮らしが守られている・・・。

器の中に世界を求める祝いの席と・・・
部屋の中に、理屈取り去る・・・もてなしの席と・・・
派手な化粧も好みの中に落ちて行き・・・
質素と粗末の重さが測れない・・・器の色目ばかりを気にして答えると・・・
好き嫌いでふられた彼女の美しささえも・・・
器の中で・・・2つのサイコロは、振られて答えはお預けに・・・
自然を造る技術の出会いはにべも無し。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 季節の風 | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿