暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

魅力

2024年12月17日 | 古民家
 待ち人を呼び捨てに・・・懐かしいあの頃と同じ笑顔で迎えようと・・・
同じ場所の・・・同じ姿で出会えても
素直になれない態度に、優しくなれない想いは相手に伝わり・・・
止まない雨にさざ波が沸き立つくらい・・・
決め事はあらぬ方向に向かい始める・・・。

元には戻れない過ぎた想いが、道草のように迷い・・・
満ち足りた笑顔の裏に隠された・・・模様を取り戻すには遅すぎて・・・
汚してしまった足跡が多すぎ・・・どこに戻ればいいのか、知らず知らずに落として来た他人事を・・・
気付く頃には跡形も無く・・・続きのコトバも浮かばなくなるのかも・・・。

隙間風に・・・おひさまも入り口で待ちぼうけでは・・・
伝統の暮らしに我慢して・・・
懐かしさと平等に訪れる・・・手ほどき無ければつじつまの合わない長い時間が煩わしく・・・
体験や経験で、関りはするけれど・・・
時間を戻す暮らしに魅力は持てないと・・・
我慢の駆け引きを・・・住処に求めるとは言い難く・・・
快適と不便を伝える文化の魅力は・・・日本の魅力を強くするのかも知れない。

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進化

2024年12月16日 | 古民家
 冷えた蔵の薄暗がりに、重ね合わせるコトバは似合わなく・・・
仕込みを待ち望む季節の始まりに・・・
休む間もない自然と・・・数え上げた経験とが争うけれど・・・
変化を求め、魅力は変貌して・・・継がれる意味は色を変えながら、新しさを求められ揺れている・・・。

進化を遂げて生き続けるのか・・・
居場所を変えて生き残るのか・・・
呆れるほど長い時間を託して変化に抗い、自然に憧れる暮らしを続けては・・・
理屈の姿に涙して・・・理想の姿に呆れているのかも・・・。

男と女の出会いと別れに・・・朽ち果てた住まいの果てを見て・・・
カッコ悪い顔も作り物より少しはマシで・・・
端正な顔立ちは恐れ多くて懐かなく・・・
運命に流されて結ばれる自然の法則が・・・
答えられない未来のお供を連れて・・・出会いを求めている。





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2024年12月15日 | 古民家
 星をひとつ摘まんで・・・瑠璃色に輝き透かした先に・・・
底の見えない暗闇は美しく・・・
永遠を読み上げるには儚すぎる命の尊さに・・・
たかが100年・・・と、噛み合わせたい合間を抜ける時間は繋がり続き・・・
悠久に笑い合い・・・
小さな星が、また生まれている・・・。

数え切ればキリもなし・・・愚痴だらけの井戸端会議に終わり無く・・・
色恋沙汰も一夜の流れに、華やかを造り始めると・・・
波風たてない平凡な一生も・・・時代が育てた、いさかいの歴史も面白く・・・
艶やかな暮らしであればと時々に、願い求めているのかも・・・。

満月もよろしく・・・
愛でる北風に目を伏せて・・・
透き通る夜風を間に挟み・・・抜ける夜空の星達も・・・
先人の想いはいかほどに・・・同じ空を見上げれば・・・
100年先の冬空も・・・そうそう変わらず見上げはするけれど・・・
瞬く星に続く、暮らしを委ね・・・
歪んだ季節をいくつか超えて・・・
青い空は静かに光り続けるのかも知れない。





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冬至

2024年12月14日 | 古民家
 靄の降り始め・・・朝の空気を大きく体に取り込んで・・・
3℃下がった体の温もりを揺さぶるように・・・
サクサク鳴る、畑は霞を浴びながら・・・
慎ましい暮らしを入れ替える・・・自然の刻みに飛び乗って・・・
底寒い・・・冬至を手の平に包み込む・・・。

水たまりの大きさに・・・つかんだ手さえ離れない・・・
空を造り映し出し・・・薄氷に残る・・
晴天の世界は氷の下に美しく広がる・・・。

キラキラはしゃぎ、とめどなく降り続く雪景色を・・・
駆け回る幼さと、無邪気な幼稚さと・・・
失う怖さに、向かう弱さをもてあそぶには長すぎる・・・
閉ざされた季節は答えを求めて・・・
生まれた場所を遠く離れ・・・暮らしの場所から覗き見しては・・・
記憶をかすめた凸凹の意味を思い返しても・・・
重ねた時間はトクトクと・・・
冷えた体に染み付いて・・・気付いた顔に乾いた手が触れる。



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おもてなし

2024年12月13日 | 古民家
 盛り付けられた豪華な食卓は、着飾る人を受け止め・・・
もてなしを呼んで、ハレの彩りに花を添えるけれど・・・
過ぎた姿はぎくしゃく踊り・・・ありのままに受け止める仕草に美しく・・・
暮らしに漂う息吹は心地よい・・・。



地産地消に手ほどき受けて・・・あるがままに受け入れてみては・・・
さほど豊かにならない暮らしは続き・・・
今は昔の話の中に・・・後戻りはどれほどと・・・
とめどなく感謝して・・・頂き物の暮らしは慎ましく・・・
持ちきれないモノほど重く抱えて・・・
自分のウソに息を吐く・・・。



待ち遠しい人を向かえると・・・
一生分の後悔と、運を比べるほど胸を痛め・・・
口ずさむ唇も色を変え・・・震える指先は文字を描き・・・
掴まれる胸の内はシリシリと泣いて・・・
はしゃぎ始める時間は一瞬の・・・
おもてなしに変わり始める。




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