大海の小さな島に・・・乾いた涙を一滴垂らし・・・
大急ぎで走って慰めて見ても・・・書き写したラクガキは秘め事を携えて・・・
歴史の奥の鍵を壊し・・・乾いた床の埃は白黒に隠れ・・・
運び出した理想を運んで暮らしてみても・・・
無くした戦の果てに舞い戻るのは・・・青の写真と褪せた布切れ一枚と・・・
生まれた染みを何度も消そうと電気を消した・・・
大きな傘の下に隠れている・・・。

おもしろおかしく真剣に・・・暮らしを遊ぶ正直者に・・・
孤独の未来が足を運んでも・・・
家族を探し裏路地を・・・シトシト巡り合わせて・・・
ようやく出会った理想のお店に花を飾り・・・
書き留めた手紙を送り出しても・・・理想の相手には遠く届かない・・・
夢の様子は計れずに・・・残された町の人々は・・・
点滅しながら心を癒す・・・町の灯りに落とし込む・・・。

燃えて平らに遠くの空を・・・泣いて探した遠くの空と・・・
暮れかかる文化に閉ざした想いは・・・
取り戻すには長い時間を遡り・・・言葉の違う歌を聴いて・・・
文字は転がる理想の今を・・・語りかけては古きを知って・・・
傷を隠して繋がる歴史を・・・何度も何度も想い出す。