花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

節分草の自生地・栃木市星野へ

2012年02月26日 | 写真

栃木県栃木市星野の節分草自生地「四季の森」にて
白い花弁状に見えるものが萼片で通常は五枚だがこの花は
枚数が多い、時には八重咲きになる突然変異もある。

本当の花弁は、黄色に見える棒状の部分で先端が二裂から
四裂して蜜腺化している。
キンポウゲ科セツブンソウ属


スプリング・エフェメラルと呼ばれる早春の花
旧暦の節分の頃に咲くので、この名がある


ロウバイの花の下に咲く節分草

春のはかない命=スプリング・エフェメラルと呼ばれる花は
日が差して気温が上がらないと花が開かないものが多い。
朝から曇り空だったので、どうかなと思ったのだが、思い切って
星野へ出かけた。
栃木市の観光協会のホームページに、セツブンソウが開花したと
出ていたからだ。

10時過ぎに自宅ほ出て、昼頃に星野についた。
運良く雲間から光が差して、気温も少し上がったのか、節分草も
花開いているものも有った。
咲き始めのためか、それとも数が減ったのか、蕾の数は少ない。

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節分草の自生地に行って、外来種の黄花節分草を見ると言うのも
なんだか不謹慎な気もするが、黄花節分草が開花しているという
看板が出ていたので、見に行った。

場所は四季の森とは、道を挟んだ反対側で、星野遺跡の近くである
星野遺跡に向かって「やまぐちばし」という橋を渡って200メートル
ほど登った場所に、「GOSARO」(ごさろと読む)と言うレストランが
あり、その庭に黄花節分草が植えてある。
ここは脇の木戸から直接庭にはいると良い。
近くに駐車場もある。

残念ながら天気が悪くて、ほとんどが花が開いていなかった


黄花節分草 キンポウゲ科セツブンソウ属 別名ヨウシュセツブンソウ
原産国は南欧だそうである。
花言葉は「人間嫌い」 思わず苦笑するしかないね


和洋混合のコラボで


やっぱり星野だから、主役は節分草で黄花はボカシてみた。

咲いている黄花節分草は二輪ほど有ったが、見た目ピーク過ぎで
開きっぱなしの感じだった。
咲いた花は、一見福寿草の様な形だが、葉っぱがまるで違うので
間違うことは無いだろう。厚くて光沢がある。







花友撮影の月待の滝の写真

2012年02月20日 | 写真

花友のIさんから送られてきた月待の滝の凍結写真
中でもこれは滝の裏側から見た写真で、凍った滝がリアルです

これは6日に掲載した写真の続きで、新たに送られてきましたので
掲載します。
月待の滝は紅葉の名所で、もみじと滝が同時に撮れる場所として
カメラマンに人気の場所
私も紅葉の時期に何度か訪れました。












落日の詩

2012年02月19日 | 写真

朝日峠展望台から







暮れなずむ空が、あかね色に変わり
やがて太陽が山の端に沈むと

夜のとばりが静寂の時をもたらす。
明かりの数だけが人の営みを物語る

私は丘の上で静かにコーヒーを楽しむ
香りとぬくもりが心をいやすひとときだ

遠くでフクロウが鳴いた


(間違って削除した画像を救出、その中から数枚を掲載しました。)
撮影場所は推定、もしかしたら宝篋山かも

地獄の釜の蓋(ふた)が咲きました

2012年02月17日 | 写真

筑波山の中腹、東山の道ばたで撮影


キランソウ(別名地獄の釜の蓋)シソ科キランソウ属
何とも恐ろしそうな別名だが、この草の薬効が凄いのでついた名前
病魔に冒されて地獄へ行くはずだった人が、キランソウを煎じて
飲むと、病気が治まり、地獄の釜の蓋が閉まって、死ななくなる
と言う意味でつけられたという。(高橋勝雄さんの「野草の名前」から引用)

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筑波山梅林の開花状況


早咲きの紅梅が咲き出しましたが、まだ白梅は咲いていません。
梅祭りの準備は進んでますが、見頃はもう少し後になりそうです。

ところで、梅林のかやぶき屋根の東屋風展望台の近くに、小さな
駐車場が有ります。
三台しか駐車できない大きさですが、以前は身障者用の駐車場として
梅祭りの期間に利用されていたと思います。

最近は身障者用の看板が無くなり、一般の方も駐車できるように
なりましたが、最近、筑波山の登山用の駐車場として利用される
方が増えてきました。

そこでお願いですか、梅祭りの期間だけでも、身障者用として
あけていただきたいと思います。
登山できる元気が有れば、下の駐車場からでも歩けると思います

観梅の楽しみを身障者やお年寄りにも味わって貰いたいと思いますので
宜しくお願いします。


その小さな駐車場に咲くマンサクの花

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筑波山の交通情報




上の二つの写真は、同じ箇所の工事を指しています。
つまり風返峠から不動峠の間は、通行止めと言うことです。
不動峠そのものは通行できます。


こちらはつつじヶ丘のロープウェイの運行休止のお知らせ
ロープの交換作業で営業を停止しています。







春の息吹・第二弾は節分草

2012年02月16日 | 写真

寒風にもかかわらず、けなげに咲く節分草
栃木市都賀町花之江の郷にて撮影(ここは植栽したもの)


春のはかない命と呼ばれる「スプリング・エフェメラル」の一つ
初夏の頃に地上部は枯れて休眠する
他の樹木の葉が出ない時期に、太陽を浴びていち早く咲く花


旧暦の節分の頃に咲くので「節分草」と呼ばれるようになった花
主に石灰岩地の樹林内に生育するので、関東では秩父や栃木の星野
など、いずれも石灰岩の山が自生地として有名。

白い花弁に見えるものは萼片で普通五枚だが、6~8枚のものや
八重咲きの様な変わり種もある。
本当の花弁は、中の黄色く見える頭状のもので、2~4裂して
先端は密腺に変化している。

おしべは紫色の部分で2~5個と多数ある
キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草で地下に球形の塊茎がある。


バイカオウレン(別名ゴカヨウオウレン)キンポウゲ科オウレン属
小葉が五枚なので別名の元になっている。
やはり花弁状の萼片で、本当の花弁は黄色に見える部分


ロウバイ


撮影中に狸が出現


花の撮影をしていたら野生の狸が現れた。
人になれているらしく逃げない。
園の人に聞いたら、よく出てくるらしい。


私から数メートルの所で、草の根元に鼻をつけて
何か一生懸命食べていた。
毛が生え替わる季節なのか、抜け毛がボサボサで
みすぼらしいが、こんなに身近に来るなんて変じゃない。

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またまたお騒がせの橋下大阪市長

今度は職員の思想調査と思えるアンケートを職務命令で実施
拒否すると処分すると言うから、ヒットラー顔負けの独裁

もっとも「独裁が重要」と言った橋下市長だから、本人は
当たり前と思っているのかも。

こんな人を担ぐ人たちは、誰のための政治をやるつもりなのだろう
少なくとも庶民のためとは言えなさそうだ。

ネットにあふれるニュース、何が正しいのか見極めるのが
至難になってきたね


実家に行ってきました

2012年02月12日 | 写真

白銀の田んぼと、つかの間の青空


地吹雪舞う一関遊水地の道路


地吹雪の空を鳴きながら飛ぶ白鳥

弟の49日の法要を済ませて、本日帰って来ました。
今日の朝は、目が覚めたら大雪
東北道も雪降りで、凍結防止の融雪剤をたっぷりまかれて
車はその跳ね返りで、窓も車体も真っ白に汚れました。

これは、そのままにしておくと、車体か錆てしまうので
全部を洗車しなければなりません。
やっかいなのは、車体の下回りも洗車しなければならず
うーん困った。

一口メモ

融雪剤の主成分は、塩化カルシウムなので、融雪剤として
便利な反面、いろいろな塩害を引き起こすと言われている
特に鉄製品への影響は大きく、ガードレールや鉄筋を使った
橋梁などの割れ目からしみこんで、鉄筋を腐食させてしまう
など、マイナス面も指摘されている。
道路を走る車も、放置するとさびてしまう危険があるし
植物にも影響を与えるという。

春の息吹

2012年02月09日 | 写真

福寿草・石岡市八郷フラワーパークにて






落ち葉のしとねに抱かれて


木漏れ日も優しく。


風は冷たく吹き抜けても
春の香りを運んでくる。

草のにおい
土のにおい

灰色の山に、緑の草が萌える
小鳥のさえずりにふるさとの声がする

雪解けの水の冷たさに
したたり落ちる春の足音

もう始まっている命の輝き
萌えいずる花の愛おしさよ






土浦市・乙戸沼のミコアイサ

2012年02月08日 | 写真

土浦市・乙戸沼で泳ぐミコアイサ

先週の土曜日は、筑波山麓の水源の森づくりだった。
その時に、土浦から参加しているKさんから、乙戸沼にミコアイサが
来ているという話を聞いていた。

月曜日は家内の病院の送り迎えで行けず、昨日は風邪のせいか
頭痛が激しくて休んでいた。
今日は、私の定例の診察日で病院に行ったが、予約にもかかわらず
2時間も待たされて、結局終わったのは昼過ぎだった。
予約でこんなに待たされたのは初めてだった。
先生も気にしていたのか「お待たせしてすみません」と言っていたが
頭痛はするし、ほんとに疲れたよ。

今週末は、実家の弟の法要が有るので、午後から思い切って乙戸沼に
様子を見に行った。
乙戸沼にはいくつか沼があって、白鳥が来ている沼にはミコアイサは
いなかった。
スポーツ公園前の沼に行って、眺めると白い姿が見えた。
双眼鏡で確かめると、確かにミコアイサだった。
例によってサーっと遠ざかったが、運良く対岸を公園の係員が点検に
回ってきたので、ミコアイサが沼の中央まで戻ってきた。




夫は妻に慕いつつ、頃は6月中のころ~~オイ佐渡情話かよ(笑)


おぼれている訳じゃないよ、泳いでいるんだってば


「おしりを撮るなんて失礼よ」、「おしりを見せる方が失礼だろう」(笑)








奥久慈の滝景色・花友撮影

2012年02月06日 | 写真
昨日、花友のIさんたちが奥久慈に行き、全面的に凍った滝の写真を撮り
それが送られてきたので掲載します。

袋田の滝、朝早く出かけて全面凍結の滝を撮ったらしい


袋田の滝の上にある「生瀬の滝」


大子町の奥、矢祭町に近い「月待の滝」
国道118号線川山の交差点で地方道28号線に右折
支所前のバス停を過ぎたらすぐ右折して33号線に
入り踏切を渡って久慈川にかかる嵯峨草橋を渡れば
すぐである。
滝の脇に有るそば屋さんがおいしいとか。
私はまだ食べてないが、紅葉の時に何度か行った。

尚、写真に写った人物の顔は、プライバシー保護のため
ボカシを入れました。

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奥久慈パノラマラインで見かけたつらら
女の子が楽しそうに遊んでいた。
(奥久慈パノラマラインは、男体山の周囲を巡る林道
すれ違いが困難な一車線もあるので注意のこと)


西金の近くで見かけた小滝の凍結
但し、滝の前が工事中でそばには寄れない

霞ヶ浦の落日

2012年01月31日 | 写真












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演歌を作詞してみました

1.夜空に輝く星さえも 流れて消える定めなら
  男の命のつきるとき せめて届けよ胸の内
  ああ 永久の別れの 別れ歌

2.幼い頃に夢に見た おまえの望みも有るだろに
  男の命のつきるとき 残すは未練と思いつつ
  ああ 消えて流れる 別れ歌

  (昨年の暮れ亡くなった弟に捧げる)

雪のつくば牡丹園

2012年01月25日 | 写真













つくば牡丹園のホームページはこちら

以前も書きましたが、このつくば牡丹園は、若栗城址の隣に
作られたもので、西側の丘の上一帯が城跡だという。
それ故に、牡丹園の中に、若栗城址の由来と、それを差配していた
栗林義長の縁起を記載した大きな看板が立っている。


若栗城址の由来を記した看板、この看板の後ろの丘の上が城跡


栗林義長の由来を記した看板
日本の民話にはよくある話ですが、助けた女狐との間に生まれた
子供の子孫が、栗林義長だと言う訳です。

牡丹園の方に聞いたら、若栗城の資料はほとんど無かったため
近隣の町史、村史などの資料を調べまくり、5年の歳月をかけて
調べ上げたものを、歴史に詳しい先生に頼んでまとめて貰った
のが、この看板だ゛との事です。

「実在した武将が、狐の子孫というのは面白いですね」と言ったら
「女狐と言われているのは、巫女さんです」との事でした。

竜ヶ崎市の女化(おなばけ)とも関係があるそうなので、ひょっとしたら
女化稲荷の巫女さんとの関係で、狐になったのかもしれません。
(これは私の勝手な妄想です)

岡見氏の重鎮として諸葛亮孔明とも呼ばれた栗林義長、彼の病没の後
佐竹氏と多賀谷氏の連合軍に岡見氏が敗れ全滅したという。

その佐竹氏もまた、関ヶ原の後、秋田に移封されたのであるから
もののふの栄枯盛衰は夢のごとしと言うべきか。

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当時、茨城南部の小豪族は、小田原の北条氏の北進政策と県北の
佐竹氏の南進政策の狭間で、生き残りを図らなければならなかった。
下妻に拠点を持つ多賀谷氏は佐竹氏につき、牛久に拠点の有った
岡見氏は小田原の北条氏についた。
岡見氏は、牛久城、東林寺城、足高城、谷田部城などを持っていた
故に若栗城は出城としての性格だったと思われる。

谷田部城は天正年間に多賀谷氏に攻略され、牛久城と東林寺城の間
茎崎の岬に、多賀谷氏の八崎城を築かれたりしていた岡見氏は
栗林義長が亡くなった時、命運がつきた言えるだろう。


ふるさとの情景・冬の一関

2012年01月21日 | 写真

北上川と栗駒山、舞川の遊水地展望台から撮影
手前の鉄橋は東北新幹線


遊水地の農道から東北新幹線と焼石連峰


同じく遊水地から白鳥と焼石連峰


北上川上空を飛ぶ白鳥

空はこんなに青いのに、水はこんなに清いのに
降り注いだ汚染に汚れているなんて
栗駒よ
焼石よ
その雪のように
けがれのない日が来ることを
私は待ち続けている
私の心のふるさと


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岩手の実家に行って、母の様子を見てきた。
流石に岩手の冬は寒い。
決まって明け方に寒くて目が覚めた。

昨日、東北道を走って帰ってきたが、途中から雪になり
つくばに入ったら雨だった。

22日の菅生沼の野焼きに参加するつもりで帰ってきたら
悪天候の予測で中止になってしまった。


訂正
遊水を遊水と誤変換が有りました
訂正いたしましたすみません。



つくばは雪です

2012年01月11日 | 写真

「なによ池が凍ったじゃない」「俺のせいじゃねえよ」なんて
言っているのかな白鳥たち
放射能で汚染されたことも知らない白鳥は、今後どうなるのでしょうか
白鳥に限らず、野生の動物たちすべてに降りかかっていますね。

ヨーロッパでは、高山植物の生える場所に、温暖な気候を好む
植物が進出して、高山植物の危機を迎えていると研究グループが
発表したそうですが、原因は地球の温暖化だろうとのこと。


袋田の滝のライトアップ・昨年の1月中旬


同じく袋田の滝ライトアップの洞窟の観瀑台


こんな風景が見られるのは、幸せな事かもしれませんね。

つくば市は夕方から雪がちらつき始めました。
明日はもっと寒いと言いますから、真っ白な筑波山の
樹氷が見られるかもしれません。

これも昨年の写真です。

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FIFA(国際サッカー連盟)の年間最優秀選手賞である
FIFAバロンドールに、なでしこの澤穂希選手が受賞

このニュースは、サッカーファンとしてほんとに嬉しかったなー
受賞後の謙虚なコメントも良いよね。

最優秀監督賞には、女子チーム部門で佐々木則夫監督も受賞したし
もう一つ世界に誇って良いものも受賞した。
それは「FIFA年間フェアプレー賞」を日本が受賞したこと。
スポーツはフェアなプレーで成り立つもの、それを忘れないで欲しい。




膝までの雪をこいで小田代湖その3

2012年01月09日 | 写真

幅の広い木道の展望地から見る小真名子山(中央)と大真名子山(右)に注目


アップすると、小真名子山(こまなごさん)の右肩に女峰山が見える


秀麗な男体山が大きい


木道から男体山の麓の方に目を転ずると、湿原の中に小さな小山が有る
もしかすると、これが糠塚と呼ばれる三角点のある小山かもしれないが
行ける道が無いので、三角点の確認はできない。
三角点の標高は1405.8メートル

さて、この展望の良い木道から林の中に入った所で、環境省の女性職員と
出会ったことは、昨日書いた。


すぐその先は、湯元方面と泉門池(いずみやどいけ)方面の分岐で、この案内板の
現在地と有るのが分岐の場所だ


小田代湖に向かうには、この階段を下って泉門池に向かう


途中で小田代橋と書かれたこの橋を渡れば、泉門池は
もうすぐである。


夏ならにぎわう泉門池のベンチも、こんもりと積もった雪が有るだけで
静まりかえっていた。


清らかな湧き水の流れ出す泉門池は、水鳥の格好の宿に
なっていて、ゆったりと水鳥が遊んでいる。


泉門池から小田代湖に向かう歩道には、真新しい足跡が有ったが


途中で若者とすれ違った後、足跡は消えていた。
その先の吹きだまりなどの窪地では、膝までの積雪があり
一歩一歩かき分けて歩かねばならなかった。


小田代湖脇の低公害バス用の車道に出ると、雪はきれいに除雪
されていた。
バスは運休中なのだが、養殖場のために除雪しているのだろう。
雪をかき分けて歩くのに嫌気がさし、帰りは車道を歩く事にした


真ん中の表面が出るほど、きれい除雪されている車道


途中に高山につながる歩道があるが、そちらも誰の足跡も無かった。


高山への歩道入口付近に立つ案内板

しゃくなげ橋からは、湯川沿いに歩いて赤沼茶屋に抜け
そこから三本松の駐車場に帰ったら三時を回っていた。

膝までの雪をこいで小田代湖その2

2012年01月07日 | 写真

奥日光の鳥瞰図、鹿沼の氷室山付近の上空8千メートルから
南から北を眺めた感じになっているが、真北では有りません。
奥日光の相互の山の位置関係を知って貰うために載せました。


日光有料道路の日光パーキングから女峰山
雪山が輝いていた。


東石楠花の寒さ対策は、葉を丸めること、湯川沿いにて


実はこの葉の様子を撮るのが目的だったが、つい脱線して
小田代湖まで歩いた。
そのために、この写真を撮る頃には、時間が無くなって、まともな
写真が撮れなかった。モデルも虫食いだし、全体の姿も撮れてないので
再度チャレンジしたいと思う。

昨日未掲載の写真から


国道120号線三本松奥の出入り口付近から男体山


国道120号線から湿原ごしの日光連山
左から山王帽子山、太郎山、小真名子山、大真名子山


同じく国道から山王帽子山と太郎山、太郎山の雪の輝きが
すてきだった。


三本松駐車場奥から外山
外山の右肩に注目、うっすらと真っ白な金精山が写っている。


外山の右肩をアップしてみると


国道から戦場ヶ原のズミと白樺を見る
ズミに雪が着雪して白さを競っているようだ。


光徳に入る道の様子


昨日掲載した雪の無い木道を歩くと、すぐにこんな広い木道に出る
ここは北戦場ヶ原の展望地で、戦場ヶ原のいろいろな表情をとれる

今日はここまで、続く

ところで、この先の泉門池からの林の中で、若い女性にあった。
双眼鏡を下げているし、制服みたいなものも着ているので
「自然博物館の方ですか」と聞いたら「環境省のもので、木道の
チェックをしています。」との事だった
なかなか笑顔のすてきな方で、湯元から歩いてきたという。
「どこまで?」と聞かれたので「小田代湖まで行くつもりですが
雪が深いので、どうするか」と答えると「この先の泉門池からは
踏み跡が有りますから、大丈夫ですよ。」という
「お気をつけて」という言葉に背中を押されて歩き出したが

小田代湖への道は、途中で踏み跡が無くなっていた。
その前に、一人の若者とすれ違ったから、足跡はその人のものだろう
もしかすると、あの若者も遊歩道のチェックをしていたのかな
きっと三連休を前にして、チェックしていたのだろう。

後で気がついたが、三本松の店でスノーシューを800円だったかで
レンタルしていた。
スノーシューも覚えて良いかも。

この日の私の装備、ゴム製の滑り止め、登山靴、ロングスパッツ
レインウェアのズボン。
ロングスパッツは、レインウェアズボンの下に着けて、ズボンの
裾のひもを締める
こうすると、登山靴に雪が入らない。