花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

ふる里の山に向かいて(その2)

2012年04月11日 | 写真

水芭蕉の群生地が有るという北上市和賀町岩沢地区に向かう
途中は、残雪がたっぷり残っている冬景色だった。


田も畑も山も一面の雪景色だった。
桜満開の関東から、一気に冬の景色に入り込んだ不思議さ


岩沢の水芭蕉群生地は、まだ残雪の中だった。


看板には水芭蕉とニリンソウの案内が書かれているようだ
一部、溶けた場所には、なにやら芽だしの様なものが出ているが
長靴を忘れて近寄れなかった。(自分の車の中に置いて来てしまった。)

この岩沢地区に行く途中で目にした驚くべき光景とは


それは、雪解けの田んぼに群がる無数の白鳥の群れだった。
(以下の写真は、車の中から撮影したスナップです。)


これほどの豪雪地で越冬したとは思えないので
たぶんシベリアに帰る途中で立ち寄ったものだろう。


夢中で稲株の根元に口を入れて食べる白鳥たち


畦で休むもの、夢中で食べるもの、遠いシベリアに
たどり着くように祈りたい。


別な田んぼでは、白鳥に混じって水鳥もいた。


首の回りが灰色なのはおそらく若鳥だろう
シベリアまでがんばれよ!!

無料措置が終わったせいか、東北道の上りは空いていた。
ただ、至る所で復旧工事が行われているので、車線規制が
多いので注意が必要です。


ザゼンソウの発熱については、次の文献をご覧ください

岩手大学の2009年9月のニュースから

植物による熱産生メカニズムの一端を稲葉靖子研究員らが解明
の添付ファイル「研究成果内容」のPDFをご覧ください。

ふる里の山に向かいて

2012年04月11日 | 写真

北上市の座禅草群生地に向かう農免道路から焼石連峰
一関市の実家に、弟の法要に帰り、92歳の母が介護施設に
通い始めた事を確認して、つくばに戻る日、姉の誘いを受けて
北上市に有るという座禅草の群生地に出かけた。

私たち夫婦と姉と末弟の運転する車に乗って、北上市和賀町
藤根に有る座禅草群生地を目指した。

途中何度も残雪に輝く焼石連峰が目に飛び込んでくる。
「ふるさとの山に向かいて 言うこと無し 、、、、、」
石川啄木のあの歌が思い起こされる瞬間だ。
まさに「ふるさとの山は ありがたきかな」である。


北上市和賀町藤根に有る稲葉神社、この神社の脇の
道路の向かい側が群生地なので、この神社が目印となる


稲葉神社の拝殿


群生地の駐車場に立つ「ざぜん草の里案内板」


藤根地区の案内マップも立っている


座禅草・サトイモ科ザゼンソウ属
この花が開花するとき、花序が発熱して雪を溶かすという。
一説には30度近い熱を出すとも言われる。発熱する植物である

同じサトイモ科でも水芭蕉は発熱しない。


ザゼンソウの群生地の様子、地区の人たちの努力で木道も設置された
本州でのザゼンソウの群生地の東限と言われ、規模は東北一という


稲葉神社の前には、ショウジョウバカマが咲いていた。


ショウジョウバカマの群生


せっかくだから和賀町の「水芭蕉の群生地」を見に行こう
と弟が言うものだから、帰りが遅くなると思いながらも
見に行った。
そして行く先で見たものは、驚くべき光景だった。

つづく









イワウチワとカタクリを訪ねて栃木路へ

2012年04月07日 | 写真
いつもの花友二人と待ち合わせて、鹿沼市の二股山のイワウチワと
栃木市大柿のカタクリの里へ、花観察の登山に出かけました。

実は二股山には、イワウチワとトクワカソウが有ると言われて
今までイワウチワとして紹介したものが、実はトクワカソウかも
しれないと言う疑問が出てきたからです。
さて結果はどうかと言うと、どちらとも言えないという結果でした。

その顛末は、後日時間ができたら書きます。

明日からまた岩手の実家に行って、弟の法要を行うため、準備を
しなければならないからです。

とりあえず、大柿で見てきた満開のカタクリの写真を掲載します。
二股山の風が、真冬並の寒さで、ふるえました。
午後の斜光線に輝くカタクリもまた風にふるえてました。

カタクリ!!、カタクリ!!、カタクリ!!













尚、二股山の日陰ツツジは、まだ小さい蕾のままでした。
見頃は中旬以降と思われます。
また大柿の東一華はピークを過ぎてましたし、午後も
遅い時間で、日がかげり閉じてました。
ただ群生の数はすばらしいです。


二股山北峰から筑波山を望む


二股山の下久我の尾根から日光男体山を望む



満開直前・小石川後楽園のしだれ桜

2012年04月04日 | 写真

秋葉原に行ったので、ついでに小石川後楽園まで
足をのばして、しだれ桜を名眺めてきた。
ここは、入園料が通常300円なのだが、65歳以上は
半額の150円である。
但し年齢を証明できるものが必要だ。免許証を提示して
150円で入った。
そのせいか、中はお年寄りが多かった。(自分は棚に上げて)笑


何でも7分咲きだそうである。
お気に入りの庭の緑とコラボして


庭園の土手がコケの緑で覆われて鮮やかだ。


お隣が東京ドームなので屋根を入れてみた。

今週末は満開になっているだろう。

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昨年の満開時の写真をもう一度





なに変わり映えしないって、まあまあ(笑)

小貝川に咲く花

2012年04月04日 | 写真

ノウルシ・トウダイグサ科トウダイグサ属 (写真は咲き始めのもの)
河原などの湿地に生える。乾燥するといつの間にか消滅する
葉や茎を傷つけると乳液が出て、それが肌の弱い部分にふれると
漆にかぶれたようになるのでノウルシという名がついた。


ジロボウエンゴサク・ケシ科キケマン属
スミレの俗名を太郎坊といい、この花の俗名は次郎坊
と呼ばれた。またこの草の仲間は、中国の生薬の延胡索の
仲間なので、ジロボウエンゴサクとつけられたと高橋勝雄氏
は述べている。


ジロボウエンゴサクの見分け方
花の色が紅紫色であること、花の下につく包が
楕円形で切れ込みが無いこと
ヤマエンゴサクは包に切れ込みがある。


シロバナタンポポ・キク科タンポポ属
関東ではタンポポと言えば黄色の花が普通だが
九州では白花が普通だと言われるように関西以西の
本州と四国、九州に多い種、つくば万博の工事で持ち込まれた
とも言われるが確証はない。


シロバナタンポポは、花びらはすべて白い舌状花
がくのような総包片は、一部が下向きに反転する
事もある。



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筑波山で咲き始めたエンレイソウ

桜川市の羽鳥から筑波山に登る林道の一部が工事のため
中腹から全面通行止めになっています

4月4日から舗装工事に着手するので、当分の間、通行できません。
来週の中頃には通行できるそうです
(工事の警備員の方から聞いた話)

裏筑波のキャンプ場やユースホステル跡地に車で行く
予定の方、ご注意ください

尚、薬王院から男の川に抜ける鬼ヶ作林道は、工事が終わり
通行できると聞きましたが、確認はしておりません

竜ヶ崎市の般若院のしだれ桜 咲き始めだそうです

お知らせ

茨城県自然博物館では、現在絶滅危惧種展「植物たちのSOS」を
開催中ですが、企画展記念イベントとして、「小貝川の絶滅危惧植物を
観察しよう」が開かれます。

また「タチスミレの観察会」も参加者を募集しています。


このブログのブックマークに茨城県自然博物館のリンクが有ります





春風に揺れるヒメアマナの輝き

2012年04月03日 | 写真

ヒメアマナ・ユリ科キバナノアマナ属
本州中部の低湿な原野にはえる多年草
根から葉も茎も1本ずつ出る。
茎は上部に大小2片の葉状包葉が接して出て
その間に3~4の黄色の 細い柄のある花を
散形に開く。
包葉は針状皮針形で尾状に尖り、葉と同質。
小包葉は はなはだ小さい。花被6片の底部に
雄しべ6がついて、花被よりも短い。
(学生版牧野日本植物図鑑から引用)

このヒメアマナについて、記載した図鑑が少なく
手持ちの図鑑では、他に「原色日本植物図鑑
草木編(Ⅲ)に出ているのみだった。
それには次のように記載されている

河のふちの原野に希な多年草。鱗茎は広卵形 長さ8mm
外皮は黒褐色。根出葉は線形、長さ10~20cm、幅2mm
鈍端、平滑。
花茎は高さ5~15cm、先に2包葉がつく。
包葉は線形または被針形、長さ1~3cm、鈍頭。
花は3~4月に咲く。花柄は2~5、長さ1~2.5cm
花被片は狭長だ円形、鈍頭、長さ7~9mm。
果実は球形長さ5mm 分布 暖帯:本州(希)


光に輝く黄色い花は、そのまま撮影すると
色飛びするので、マイナス補正した。

ヒメアマナは繊細で弱々しい感じの花である

ヒメアマナの蕾

ヒメアマナの群落

尚、黄色のアマナには、キバナノアマナというのが有り
こちらは山野にはえる多年草である。

ヒメアマナとキバナノアマナの違いは、生育地の他に
次のような違いがある。

ヒメアマナ   葉は幅2mm、花被片は長さ7~9mm
キバナノアマナ 葉は幅5~7mm、花被片は長さ12~15mm

とは言っても、ボケた頭には残りそうもない。
困ったものだ。

アマナの咲く季節が巡り来て

2012年04月02日 | 写真

アマナ(甘菜)ユリ科アマナ属の多年草
花びらは内側に3枚、外側に3枚、花の下に包が2枚
茎の根本に細長い葉が2枚、向かい合ってつく。
日が当たって気温が上がると花を開き、それ以外は原則として
閉じている。

花の後は、地下の球根(鱗茎)を残し、地上部は枯れ、晩春から
翌年の早春まで休眠する。
夏から冬にかけて、ダイズくらいの大きさの球根をつける
これを食べると甘いので「甘菜」の名がついた。


花びらの外側につく赤銅色のすじがチャームポイントかな


おしべは6本、葯(やく)は花糸に丁字型につく


開く直前の蕾


アマナの群生

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今日は朝から好天で気温が上がる予想だ
山にでも登ろうかと思っていたら、家内に病院への送迎を
頼まれた。
「そう言うことは、前もって言ってくれよ」と言うと
「何よ偉そうに」と、取り憑く暇もない。
山の花に未練を残しつつ、病院へ送り迎えをした。

帰ってきたら昼である。
汗ばむほどの気温である。もしかしたらアマナが咲いたかもと
思いついた。
そうなると現金なもので、急いで昼飯をかきこんで出かけた

心あたりの河原に行くと、予想的中で満開だった。
持参したビニールも敷かず、膝をついて撮影する。
思わず顔がにんまりする。

気を良くして「ヒメアマナ」の咲く場所に行ったら、そちらも
満開で、ノウルシの間に黄色い花がちりばめられていた。
三脚で痛めないように、靴で踏まないように細心の注意で
撮影する。

ちなみにヒメアマナは絶滅危惧種に指定されている貴重な
花である。
生育する場所は限られ、隔離分布する花として知られている。
今年も無事に会えました。

ヒメアマナの写真は、明日掲載しますね。








変貌するつくば学園都市

2012年03月27日 | 写真

開発中の土地から見る研究学園駅周辺は、まるで砂漠の都市さながらだ


同じ場所を引いて撮ると、いかに広いか判る。

つくばエクスプレスの研究学園駅周辺は、つくば市役所も完成し
いまやつくば市の中心部になりつつある

残っていた平地林は、宅地造成で無くなり、広大な面積の自然が
消滅してしまった。

待ち受けているのは、都市化による交通渋滞と貧富の差の拡大
そしてバラバラに切り離された人間関係と孤独死

走り出した開発マネーは止まらない。

ちょっと気取った生活を進歩だと思う人々は、それを文化だという
さて20年後はどうなる。

そういえば、百年安心と言った年金は数年でダメになったが
誰も責任をとらなかったよ。

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偕楽園は大渋滞

昨日、NHKテレビで偕楽園は7分咲きと言ったものだから
本日は、偕楽園周辺は大渋滞で動かず参りました。


偕楽園の下の公園管理センター近くにて撮影


顔が写った方にモザイクを施しました。ご了承ください。

水戸に会議で出張する家内を送るついでに、短時間だけ偕楽園に
様子を見に行った。
ところが、前日 NHKが偕楽園の開花情報で7分咲きと報道した
ためだろうか、偕楽園の周辺は大渋滞で動かず。参りました。

それでも比較的穴場の護国神社前の駐車場に行ったら、狙いが
当たって駐車することができた。

天気は良いのだけれど、昼過ぎなのでトップライトで白茶けた
感じだし、白梅は盛りになったが、紅梅は盛りを過ぎたか
イマイチな感じである。

会議時間が3時間程度なので、ゆっくり見ている暇がない。
上の偕楽園には行かず、下の梅林公園だけを回った。

芝生にシートを敷いて、家族ずれが団らんしている姿が
ほほえましい。
おぼつかない足取りの幼児が、キャッキャッと笑いながら
走り、若い母親が嬉しそうに追いかけている。

汚染された事をふと忘れそうな光景だった。



みかも山からの展望写真

2012年03月26日 | 写真

みかも山(青龍ヶ岳229m)で撮影した日光連山・3月22日
曇り空で霞んでいたので、明るさを下げ、コントラストを
引き上げて修正した写真です。(以下同じ)

上の写真と対応する展望図 注・左端の横根山と半月山は重なって峰続きに
見えますが、実際にはかなり離れています。
横根山の左肩上にかろうじて見えているのが半月山


男体山を中心にして

上の写真と対応する展望図


奥白根山を中心にして

上の写真と対応する展望図


袈裟丸山を中心に

上の写真と対応する展望図


赤城山を中心に

上の写真と対応する展望図


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富士山と間違えた山はこれだ!!


薄くて見にくいが、左よりの雲の中に、三角形の白い山が
見えると思う




再び大柿のアズマイチゲを訪ねて

2012年03月22日 | 写真

ようやく開き始めた東一華の群落


晴れて気温が上がるという予報だったのに、あてが外れて薄曇り
薄日に咲くアズマイチゲ


恥じらいの色なのか、開く前の萼片の色が魅力的だ


兄弟仲良く と言う感じで咲いていたアズマイチゲ

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変わった色のカタクリの葉を見ました


突然変異でしょうか、斑の模様が赤い色でした。
場所は佐野市の有名なかたくり山
葉っぱが一枚なので、花は咲きません。

カタクリは、種子から花を咲かせるまで7年~9年と言われています
花が咲くときに初めて二枚の葉っぱを出します。

また実を結んだ翌年は、花を咲かせずに休む個体が多いとも言われます
そして地下の鱗茎には、実を結んだ年の付属部が残り、その数を計算
すると、カタクリの寿命は40年~50年と言われています

これらの事は、京都大学名誉教授の河野昭一先生のグループが20年に
渡る調査の結果からわかったそうです。

参考文献、瀬川 強著 「西和賀 カタクリの里」より
発行所 盛岡市の熊谷印刷出版部 2005年5月初版 定価800円


まだ咲き始めのカタクリが数輪






筑波山梅林の開花状況2012年3月19日

2012年03月19日 | 写真

筑波山梅林の展望東屋付近の紅梅

天気が良いので昼過ぎ筑波山梅林に様子を見に行った。
偕楽園もそうだったが、筑波山梅林も白梅の開花が遅れている(一分咲き)
本数から言えば、白梅が主力なので、梅祭りとしては寂しいだろう

ただ展望東屋のある斜面は、紅梅が主力で見頃をむかえている

紅梅越しに宝篋山を見る(中央の塔のある山)


遊歩道の花のトンネルは私の好きな景色、ここが紅白なら
もっとすばらしいのだが。


青空に映えて

梅林の専用駐車場は混んでいるだろうと、ペット霊園の看板から
左に入って、一番奥の臨時駐車場に向かった。
ここは元の老人ホームの跡地だった所らしい(老人ホームつくばね荘)

一番奥の駐車場には、誰の車も止まっていず、復旧工事関係の
車が数台おいてあるだけだった。
カウンターで放射線を調べると、0.13マイクロシーベルト程度
だった。

そこから目の前の尾根道を登ってゆくと、見返り縁台と書かれた
梅林左斜面の尾根に出る。東屋とベンチが有る。
女性二人連れが楽しげに食事していた。
天気は良いのだが、冬型の気圧配置で風が冷たい。

そこから林道を歩いて、上の展望東屋に登って行った。

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中腹の休憩所の近くにあるつくば物産店


おなじみのガマの油売り口上も行われている。


東筑波ユートピアの猿がサル芸を披露して喝采を浴びていた。
中年のオスはシンゴで、赤い半天はメスのコユキ7歳(人間なら二十歳)


コユキの輪くぐり


竹馬と言いながら、乗らずに床を歩くシンゴに観客爆笑


本当はご覧の通り上手にできる。サルがボケ役で調教師がつっこみと言う
見事な演技


コユキの五段ハードル飛び


シンゴの玉乗り
二匹のとぼけた顔が面白いですよ。見ないと損ですよ

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当ブログが2009年12月15日に開始して以来の
訪問者数が10万を突破しました。
訪問してくださった皆様に厚く御礼申し上げます。

開始以来のスタンスは、訪問者数を気にすることなく
自分の書きたいことを書くという自己流をとっていました。
17日に何気なくトータルアクセス数を確認したら
閲覧数が361070 訪問者数が105457人になって
いたのでびっくり、これって一人で何回も見に来ている方が
いるって事ですよね。
たいした記事でも無いのに、何回も来てくださった方々
ありがとうこざいます。

今後も同じスタンスで書いていきますので、宜しくお願い
しますね。

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お知らせ

サイドバーのブックマークに二つのサイトを追加しました

社団法人日本植物友の会と特定非営利活動法人日本高山植物保護協会の二つです
どちらも個人の会員を募集しています。

私が訪問している個人のブログも追加しました。
本人の許可無く私が勝手にブックマークしているものです。


栃木の節分草巡りをした時の写真その2

2012年03月15日 | 写真

星野の節分草・11日午後撮影
一カ所コケの生えている場所があり、緑のしとねに抱かれて
咲く節分草が有った。


同じく星野で撮影した節分草
マンサクのある方の右端で撮影、こちらはまだピークだったが
農家のある方の左手の土手は終わっていた。


ロウバイは終わって、代わりにマンサクがピークを迎えていた


日かげて苔むした樹肌の緑色が何とも言えず。


出流から星野に抜ける山道で見た採石場
荒涼とした採石場と最下部のため池の水の色が対照的だった


佐野市柿平の菜蟲館(さいちゅうかん)TEL: 0283-87-0038
住所 佐野市柿平473-1
ここの駐車場も利用できるし、自生地の前にも駐車場が有る


栃木市星野の星野遺跡のすぐ上にあるレストランGOSAROの庭に咲く
黄花節分草
店に入らず、直接木戸の隙間から庭に入れるので楽である

店の前を通って、カタクリの里に行くとき、店の前にいた店のご主人に
黄花節分草を見たかと声をかけられた。
「見ました。ありがとうこざいます。」とお礼を言った。

さわやかな青空に、南天の真っ赤な実が鈴なりで揺れ
傍らの小川の清流が、とうとうと流下り、静かな山裾の
春の午後であった。

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追記 栃木市星野へ初めて行く方のために
カーナビにセットできる住所を紹介します。


星野生産物直売所 
〒328-0201
栃木市星野町255-2

但し営業しているのは2月~4月の土・日が中心
営業時間は8時~15時まで
四季の森の駐車場のすぐ近くです


黄花節分草を植栽して公開しているレストラン
GOSARO(五三六、ごさろ)
栃木市星野町452


私は最初ごさろと聞いて五叉路と勘違いした。(笑)
現地には、五本も道が交差している場所はありません、念のため

出流方面に行きたい方は

出流山満願寺
〒328-0206
栃木県栃木市出流町288
TEL:0282-31-1717 FAX:0282-31-2121

但し入山料がかかりますが、節分草も咲く場所があるとか


 

水戸偕楽園開花情報2012年3月15日

2012年03月15日 | 写真

田鶴鳴梅林から好文亭を見上げて撮影

昨年も開花が遅れて、見頃に行けなかったが、今年は
もっと遅れていて、偕楽園のホームページには、3分咲きであると出ていた。

飛び石連休を前に、偕楽園に咲き具合を見に行った
紅梅はかなり咲いているのだが、白梅がほとんど蕾で
寂しいこと限りない。


偕楽園内の梅林の様子、奥の方はまだ蕾が多い。


日当たりの良い南の土手際がきれいだった


この場所は、千波湖の噴水をバックに撮れる場所だが
春特有の白ぽい空では無理かもしれない。


偕楽園の庭園は、松竹梅の三つが園内にある
そのうち二つを無理矢理コラボしてみたが、うーん平凡だ(苦笑)
素材は良いのだがカメラマンの腕がね、、、、、。

手入れの行き届いた松は、盆栽的な外観と、苔むして薄緑色の肌が
魅力的である。


田鶴鳴梅林から偕楽園をバックに撮影
本当はもっと引いた位置から撮りたいのだが、花が無いので

田鶴鳴梅林にはしだれ梅が有り、満開の時期なら離れた位置から
田鶴鳴梅林の花の上に偕楽園の梅林を入れられる。

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カーナビで偕楽園に行きたい方は、千波湖の西脇にある
千波公園西側有料駐車場を目指すと良い。
住所は「水戸市千波町2765

料金は500円
その際 偕楽園の見所マップがもらえるので活用しよう。
そのほかの駐車場も、梅祭り期間は有料になるので注意のこと

ところで、梅は偕楽園だけではなく、弘道館公園にも有るので
時間の余裕のある方は、弘道館にも回ると良い。

偕楽園にある梅の内、花の形、香り、色などの優れている6品種を
「水戸の6名木」とよんでいるそうです。
見所マップに位置と名前が出ていますので探して見ましょう。

各名花の紹介は、昨日も紹介した「こつなぎの写真ノート」の
こつなぎさんが、昨年の3月のブログ記事で紹介しているので
そちらを見て欲しい。茨城の私より詳しいので

また筑波山梅林の様子は、「とくらこのブログ」を書いている
徳良湖の遊び人さんのブログに出ているので参考にして欲しい。
このかた、鳥を撮らせたら凄い方です。
追記 徳良湖さんが鳥の写真を掲載しているブログはこちらです



栃木の節分草巡りをした時の写真

2012年03月14日 | 写真

雨に濡れたセツブンソウ・佐野市柿平で11日に撮影


柿平の節分草自生地の近くで見かけた庚申塔
庚申塔の典型的な特徴を備えた青面金剛像型と思える。
青面金剛(しょうめんこんごう)は忿怒相(怒りの形相)で
六臂(ろっぴ=腕が6本)に武器を持っている。
また足の下には邪鬼が踏まれいる。
さらにその下には三猿が掘られており、典型的な庚申塔と言える
何気なくスナップで撮ったのが惜しまれる
次回はしっかり撮って見たい。

写真を拡大してみたら右肩に、宝永と思える文字が有った
もし「宝永」なら元禄の後で、宝永4年(1707年)に東海・
東南海・南海連動型地震である「宝永地震」が起きた時代で
さらにその49日後に富士山の歴史上最後の噴火と言われる
「宝永大噴火」が起きた時代であり、東日本大震災を経験した
現代とダブルものがある。
ちなみにこの宝永の大噴火でできた山が「宝永山」である。

宝永地震の被害は、地震によるものは東海道に多く、津波による
被害は東海道から九州にかけての太平洋沿岸と瀬戸内海で起きた
中でも津波は土佐沿岸が最大で有ったという。
少なくとも死者二万人、つぶれた家6万、流失した家屋2万という。

庚申信仰は、中国の道教からはじまったもので、人間の体の中には
三匹の虫が宿っており(三尸(さんし)と言う)
この虫が60日ごとに来る庚申の日の夜に、寝入った人体を抜け出し
天帝に宿主の罪業を報告する

天帝は報告に基づいて人間の寿命を差し引くという。
宿主が死ねば三尸は鬼になれる
だから三尸はもれなく罪を報告して、宿主の早死を望む

だが庚申の夜に、宿主が寝なければ、三尸は人体から抜け出せない
そこで人々は、庚申の夜に集まって、朝まで寝ないでおしゃべりや
勤行を行うようになったという。
まことに面白い信仰行事と言える。

信仰の無い現代が、長寿になったというのは皮肉なのか天罰なのか
話が脱線してしまったが節分草巡りの続きの写真はまた後で

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男子サッカー・オリンピック・アジア最終予選
日本オリンピック出場決定!
!

これで日本は男女共にオリンピック出場ですね
鹿島の大迫選手が、イエロー2枚で出場できなかったのが残念ですが
オリンピックに出られるようにJの試合で頑張ってくれよ
まずは代表に選ばれるようにならないと。


アズマイチゲの咲く大柿を訪ねて

2012年03月13日 | 写真

東一華(アズマイチゲ) キンポウゲ科アネモネ属 栃木市都賀町大柿にて撮影


天気がいいものの気温があがらず、午後になってようやく開いた
ところが、今度は風が吹き始めて、なかなかやまず
ボケを承知で撮影


風にふるえる東一華の群落 何故か仮設住宅に住む被災者の顔と
ダブってしまう。


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谷村新司さんが作詞、石井竜也さんが作曲した「風の子守歌~あしたの君へ~」
をかけながら、国道293号線を走って、都賀町の大柿かたくりの里に行った

北茨城出身の石井さんが、谷村さんと組んで、東日本大震災の復興を願って
作ったという「風の子守歌~あしたの君へ~」は、しみじみと胸を打つ言葉で
つづられている。

涙の向こうには 待っているものがある
それは母の胸か 父の背中なのか
(以下著作権保護のため省略)
そして、「いのちがあれば ほほえむ日が来ると
君に伝えたい」と言うフレーズに続くが、本当にほほえむ日が来るように
願っている。

この「風の子守歌~あしたの君へ~」は、売り上げの一部が被災者支援に
使われるというから、気に入った人はどんどん購入して欲しい。

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大柿のかたくりの里へ行きたい方へ


これは293号線ぞいに立っている案内板


初めて来る方はこの「生出宿(おいでじゅく)里の駅」という農産物直売所を
目指すと良い 住所は「栃木市都賀町大柿334-5」
この直売所に併設されたトイレの裏の山が「かたくりの里」である
3月下旬近くには「カタクリ」も咲き出す。

いま現在は、節分草と東一華が咲いている。

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なでしこジャパンの沢選手が「めまい症」と判明
アルガルベ国際大会の準決勝と決勝に、体調不良で参加していなかった沢選手
詳細が判らず心配していたが、帰国後の12日、神戸の病院で精密検査を受け
「良性発作性頭位めまい症」と診断されたという。

判ったような判らないような病名だが、何でも耳の奥の内耳にある重力を感知
する「耳石」がはがれ落ちる事で起き、頭を上げ下げしたときにめまいが
するという。

発表によれば、一週間から一ヶ月で完治するというから、ロンドンオリンピック
には参加できそうですね。

明日14日は、男子サッカーのオリンピック予選最終戦、勝って男女ともに
オリンピックに出られるように応援しましょうね。

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ところで、先日の11日(日曜日) いつもの花友二人と佐野市の柿平と
栃木市の出流(いづる)と星野と大柿を回って、節分草めぐりを堪能した
生憎と柿平では小雨がぱらつき、雨に濡れて節分草がうなだれていた。

その後は出流山満願寺の門前で、名物という寒晒しそばを食べ
そのまま出流ふれあいの森方面に向かって、山奥に入りふれあいの森
入口から右に曲がって寺坂林道の山越え道を走り、星野に抜けました

細くてくねくね曲がった急坂道でしたが、舗装されているので私の軽
でも走れました。
星野のセツブンソウは、一部を除いてピークを過ぎ、見頃は終わって
ました。
ついでにと大柿のかたくりの里に寄って、東一華の蕾と節分草の花を
見て回りました。

佐野市の柿平の節分草自生地は、私がリンクしている「こつなぎの
写真ノート
」のこつなぎさんのブログの記事から知ったもので
今回が初めての訪問でした。
こつなきさんに感謝!!

カーナビにセットする場合は「佐野市柿平473-1」を入れると
自生地のすぐ脇の産直の店に着きます。
菜蟲館(さいちゅうかん)   TEL: 0283-87-0038
ここでそばも食べられますし、昆虫の幼虫も売っているとか

参考までに佐野市観光協会のホームページはこちら