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六所の滝から六所皇太神宮跡まで引き返し、今度は宮山(みややま)を目指して直登します。
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宮山は、標高125.8メートルの低山ながら、三角点が有ります。
座っているベンチは、付近の山の手入れをしたとき、間伐して出た杉の丸太を組み立てて
作ったもので、地元の方とボランティアの方が協力して制作から運搬、設置をしたものです。
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山頂付近は、手入れによって眺めも良くなり、田井地区が見渡せます。
天候も良くなり、気温が上がって絶好のハイキング日和で、話も弾みます。
コースはここから右奥の桧林の中を通り、白滝林道を横切って直進し、再び白滝林道に
出たら、50メートルほど林道を歩き、右の山道に入ります。
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ふれあいの里のキャンプ場に出る直前、ガイドの田中さんがニワトコの花芽を見つけて
天麩羅の材料にすると言って摘み出しました。
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ふれあいの里は、野草の宝庫でも有り、ガイドの説明を聞いたり、野草の摘み取りをしたり
なかなか前に進みません。
私は、渡されたビニール袋にヨモギを摘んで入れました。
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ヒサカキの花も咲いていましたが、ヒサカキは「非サカキ」でサカキにあらずという意味
だそうです。
匂いはあまり良く有りません。
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付近の建物前にさりげなく「タラノ芽」が有りました。
タラノ芽は、一度取ると再び芽が出てきますが、二度目の芽を取ると枯れてしまうそうです。
つまり一度しか取れない芽なのですね。
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これは子供達に大人気の長い長いローラー滑り台。
二枚目の写真の先端は、左に曲がっていて先が見えない程ながいのです。
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ふれあいの里の途中で、地元のケーブルテレビの取材班が待ちかまえていて、この後同行
取材をされました。
放送は下旬になるかも知れないと言ってました。
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清流が流れる山道を登って行くと
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春蘭が咲き始めていました。
やがて白滝林道に出たら、右に少し下ります。
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ここが白滝神社入り口で、ここから左に入ります。
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ここにも地元の人達と協力して作ったベンチが置かれています。
このベンチの右の沢に流れているのが白滝です。
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元々は岩盤を流れる滑滝なのですが、修験者達が滝に打たれる修行をするため、木製の樋を
設置して水を落としています。
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打たせ滝の脇には、修験道の名残か不動明王のような石像も残されています。
何でも、今でも白装束で滝に打たれている人がいるそうです。
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白滝神社は、ベンチの奥からこの急な石段を登った奥に有ります。
石段の入り口に、白滝神社のいわれが記されています。
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ヤマトタケルが東国の蛮族を征伐する東征のおり、この付近で道に迷い、途方に暮れていると
白滝不動尊のあたりから白鳥が飛び立ち、その後を付いて行ったら迷路から抜け出せ
大きな戦功をたてられたと言います。
それでこの神社を一時は「白鳥神社」とも呼ばれていたと。
それにしても、東国の蛮族とはねー。
我々は蛮族の子孫なのかい。
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石段を登った奥の、さらに高い一枚岩の上に白滝神社が有ります。
鬱蒼とした木立の中に佇むと、神域に入った厳かな感じが漂います。
この神社の左側を登っていくと、つつじヶ丘から筑波山に登る登山道に行くことも出来ます。
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いったんベンチの有る場所に戻り、神社に向かって左側の小さい石橋を渡って山道に入り
少し登ると、元祖ガマ石と呼ばれる石が有ります。
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こちらのガマ石は口を開いていません。
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私はガマ石と言うより、となりのトトロに出てくる「トトロ」に似ていると思うのですが
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こちらは反対側の上から見たガマ石。誰が書いたか知りませんが、丸い目が秀逸ですね。
ここを登り切ると、再び白滝林道に出ます。
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林道の脇に「クロモジ」の花がもうすぐ咲きそうになっていました。
林道に出たら百メートルほど左に下ると、右に石橋の有るふれあいの里への山道に入ります。
ここは白滝に行くときに通った道では無く、その道より東側に有る道です。
ふれあいの里には三本のコースが有り、ここは真ん中のコースです。
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要所にこのような白い案内標柱が有りますから、迷うことは無いと思いますが。
石橋を渡って50メートルほど進と、左に下っていく階段状の道が有り、それを下った
辺りの左側が、古代のカガイの跡だとも言われています。
そこから道なりに下って、分岐点に出たら左の道を行きます。
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そうすると水車小屋の脇に出ます。この水車小屋は、そば打ちにも使われている現役で
現在でも動いています。
このすぐ下に有るのがふれあいの里の本部で、本部の前から左に登った「染色工房」が
本日の野草の天麩羅を揚げる調理場として借りたそうです。
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染色工房の建物
染色工房のすぐ上の空き地にグランドシートを広げて、本日のお弁当タイムとなりました。
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できあがった野草の天麩羅が並べられ、参加した子供が一品一品ケーブルテレビの取材陣に
答えていました。
私は少しずつ全部の天麩羅を食べてみました。
ニワトコの花芽は、初めて食べましたが、癖のないさっぱりした味でおいしかったですよ。
フキノトウはやっぱりほろ苦い味がしますが、これが春の味なのかも知れません。
筑波山麓春さがしウォーキング3に続く
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筑波山の山野草花は今
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クキザキイチゲは、まだまだこれからです。
早いものがやっと蕾を出した状態。
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エンレイソウの群生地に行ったら、花芽がつき始めていました。
これはこれで可愛いですね。
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エンレイソウ群落
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こちらはクキザキイチゲとエンレイソウ、3月の下旬には見頃になるかも。