写真を撮った時には、名前も判らず風景として撮ったのだが
拡大としてみると、メギ科のヒロハヘビノボラズの様な感じ
小杉国夫さんの「那須の花」にも名前が出ているので、たぶん
そうだと思うのだが、確信が無いので疑問符をつけた。
これは、上の写真の中心部を拡大したもの、
葉には鋭い刺状の鋸歯があること、枝にも
刺が見えるし、赤い実は楕円形なので、その点では
条件が合っているのだが。
私が「メギ科」にこだわる理由は、この科の中に日本の固有種
が有るからなのだが、何と言っても1属1種のトガクシショウマ
が日本の固有種で、同じ物が世界のどこにも存在しない植物なのだ
また鳴神山に群生する「ルイヨウボタン」は東アジアの固有種で
他には北米に1種有るだけだという。
メギという名前の起こりは、植物体成分の中に解毒作用が有り
かって目薬に使われた事も有るという。
また、メギとヒロハヘビノボラズは、高山蝶の一つ「ミヤマ
シロチョウ」の食樹になっているという。
本日は、体調不良で内視鏡やエコーの検査を受けて、昨夜から
食事をとれなかったので、ブログを簡単に済ませました。
あしからず。