くりこみさん日記

駅名標ラリーをしているくりこみさんの日記。駅名標撮影の舞台裏やウェブサイト画像UPの情報などを書いてます。

06/30: 解説見れば解法は分かるけど、こんな解法ひらめかないよ

2021-06-30 21:06:44 | 日記
北海道新幹線に乗って北海道へ行く夢を見たくりこみさんです。
いつ正夢になるだろう…。

さて、くりこみさんは院生の時塾講師のバイトをしていました。
基本的には中高生相手で、数学・理科をメインに教えていました。
その時、生徒から言われた言葉で、今でも頭から離れないものがあります。
それが、

「解説見れば解法は分かるけど、こんな解法ひらめかないよ」

というものです。

たとえば、log102=0.301029からlog105の値を求めよ、という問題があったとします。
蛇足ですが、くりこみさんはlog102の値を「おっさんを転覆」という語呂で覚えています。
元に戻ります。
log105の値の求め方は、知っている人はすぐ分かるわけですが、初見だとどうするか。
5×2=10という関係を使う事がひらめく人は多いと思いますが、それがひらめかない子にどう教えるか。
5×2=10の関係を使うんだよ、とヒントを教えたくなりますが、それはほとんど答えを言っているようなものです。
おそらく普通の先生は授業中にさらりと解法を教えちゃうと思います。
でもそれだと考える力が付かないように思うのです。

結局、自力で解法をひらめくようになるしかないなぁとの結論に至りました。
ただ、類題の存在を教えるのはありだと思います。
log102とlog103の値からlog106の値を求める問題とか。
この問題ができないのにlog105の値を求めなさいっていうのはちょっとつらいかなぁ?

数学はできるようになるといろいろひらめくものです。
それまでの訓練が大変なので、みんな挫折するんでしょうね。
数学はこつこつ訓練して力をつける教科だと思います。
近道はない!

というわけで、log105の値はどうやって求めればよいでしょうか?
高校数学を学んだ方は一度解いてみてください。
教育的観点より、ここでは解説しませんけどね。

それではまた。

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