ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

心の“枝葉”をはらって生きる/ブリュー・ミュージアム 軽井沢/佐久:ヤナギダ店長コラム

2015年11月10日 08時36分02秒 | owarai

【コラム:】

仏教では、「捨てる」ことの大切
さを説いているが、煩悩を捨てる
ことはなかなかできない。

駒沢大学の太田久記さんはこう
語っています。

「部屋の前にある大きな楢の木
の枝が、台風で折れてぶらさが
ったままになった。ところが、

冬になって全部の葉が散った後
も、その折れた枝の葉だけは落
ちないのです。

落ち葉とは、枯れることだと思
っていました。しかし、そうでは
ないことを知りました。

木の葉が散るということは、樹木
が生きているからなのです。

捨てることは、生きることだ。
そのことに気づかされました」

何か月も前のことをいつまでも
恨み続けたり、ほんのちょっと
世話したことを恩に着せたり
していませんか?

私たちは、地位だとか財産だと
か、知識だとか教養だとか、

面子だとか、そんなものを自分
の周りにいっぱい飾りつけて
生きています。

それを全部捨ててしまうと、
後に何も残らないようで心
細くなるかもしれませんが、

肝心なのは、その後に残る
裸の自分なのです。


野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業120年』


『何不自由なく育てました』/ブリュー・ミュージアム 軽井沢/佐久:ヤナギダ店長コラム

2015年11月10日 04時57分56秒 | owarai

【コラム:】

この頃では、子どもの欲しがる
モノを全部買い与え、したがる
ことは即座にさせ、嫌がること
はさせない親が多い。

そして、「何不住なく育てまし
た」と言う。

が、そのような育て方をされた
子どもは、自分の欲望を抑える
こと、我慢すること、待つこと、
自分で始末すること、人を思い
やることができない。

そんな子どもは、一人で生きて
いけないこの世では、実は「不
自由きわまりない」目に遭うこ
とになる。

そんなことに親は全く気がつい
ていない。

物欲はもちろん、快楽への欲望、
自己主張への欲望など、矢も盾
もたまらず、自分の欲望と対象
との間に、時間的にも空間的に
も距離を置くことのできない

若者たちは、そうやって育て
られたのである。

人間の自由とは、「なんでも自分
の思い通りにすること」ではな
く、いくつかの選択肢の中から


自らの意志によって「選ぶこと」
のできる自由です。

それは、一方を捨てる厳しさと、
選んだことを責任を持ってやり
遂げる義務が生じます。

そんな、考えて選ばせる躾けが今、
失われていると思います。


野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業120年』