ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

最初に“手招きする人”が肝心:ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年03月03日 13時03分25秒 | owarai
【コラム】

「人の心は生まれながらにして
善悪はない。善悪は緑に出
会って起きるものだ。たと
えば仏道修行の心を起こして

山に修行に入るときは、
山の中は静かでいいが、俗
世間は煩わしいことが
いっぱいでよくない、と
思う。

ところが最初の気持ちが
どこかへ飛んでしまって、
退屈になって山を出るとき
は、山の中は駄目だと思う。
/曹洞宗の開祖、道元禅師の
夜話から。

これは取りも直さず、心には、
一定の形があるわけではなく、
緑というものにめぐり会って、

どのようにも変わっていくもの
である、とういうことだ。

そういうわけだから、善い緑
から善い縁へと、そちらの縁
に従っていくべきである」

子どもの非行などがよく問題
になりますが、これも「縁」
が原因でしょう。

最初から悪い子どもいるわけ
ではありません。まず最初
の交わりとなる親がどういう
人格か、付き合う子がどうい
う子かが問題なのです。

日頃の身近なことにも気を
つけてやることが大切です。


62体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』


「世話」の語源―――:ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年03月03日 11時24分02秒 | owarai
【コラム】

「世話」の語源―――
“セイバー”の本当の意味
「世話」という言葉は、古代
インドのサンスクリット語
の“セイバー”が語源だそう
です。

“セイバー”には「横」とい
う意味があります。ですから
「世話をする」というのは、

世話をする人も、世話を受
ける人も、横に並んだ同等
の立ち場であることを意味
します。

老人問題が話題になってい
ますが、お互いに順送りの
現世を生きているわけです
から、

世話をし合うことが大切
だと思います。そこに、
心の安らぎが生まれるの
です。

鴨長明は八百年前にこう
記しています。

「富めりといえども願う
心やまねば貧しき人とす。
貧しけれども求むること
なければ富めりとす」
(『発心集』

財産がいくらあっても心の
安らぎを得られるものでは
ない。

心の安らぎを得るには、自
分は一人で生きているので
はなく、

沢山の人の力によって支え
られ、持ちつ持たれつの関
係の中で「生かされている」
のだと気づくことです。

それはちょうどカメラの三
脚一本一本の関係のような
ものです。

三本足の一本でも欠けたら
倒れてしまいます。

お互いがお互いを支え合い
「世話」し合って楽しく
生きたいものです。


62体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』


「雛流し」ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年03月03日 05時09分28秒 | owarai
【コラム】
『人形(ひとかた)を流して
厄払いする行事』
「雛祭り」は、現代では女の子
のためにひな人形を飾るお祭り
ですが、そもそもは、

三月三日の節句に、紙で作った
人形の形代(かたしろ)に
「けがれ」を移し、川や海に
流して、一家の厄払いをした

風習の名残りといわれています。

「けがれ」とは、日常や普段を
意味する「褻(け)」や、生命・
意識を総称する「気(け)」が

枯れた状態という見方もあり、
雛流しは、人の性として精神
的・観念的な「けがれ」を
払う敬虔(けいけん)な風習
でした。

今も雛流しが行われている
地方はあちらこちらにあり、
雛を川に流す情景がニュース
なったりします。



62体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』