ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「微香」 ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年03月06日 21時36分48秒 | owarai
【コラム】


考えてみれば、香りはなかなかの
曲者である。何も語らない。その
くせ饒舌である。

私たちの無意識に訴えかけて、そ
の行動をさりげなく支配する。

順番からいえば、花はまず香りから
抜けてゆく。形を保ちながらある日、
香らなくなる。

香りの抜けた花は、すでに美しさの
ピークを過ぎている。

ということは枯れる前に形だけの花
が存在する。昨日と同じように咲き
ながら、もう芳香を放たない花を見
ると、何やら淋しくなる。

文章を書いていると、香らないと思う
ことがある。そんな時、文章としては
形は整っていても、失敗作だと思う。

薫りは作品の色気につながり、生命力
につながる。躍動する生命力が感じ
られない文章なんて、意味がない。

立派な文章を書きたいわけではない。
美しい文章も要らない。ただただ、
匂い立つ文章を一編でも良いから
書けたらと思う。

そういえば最近、季節の香りを感じ
ることが少なくなった。昔ほど木の
芽が匂わなくなった。

柚子も同じだ。匂わない木の芽
や柚子なんて、お吸い物の中で
邪魔なだけだ。

多分、女性も同じだろう。
形だけ美しく飾っても香らなく
なったら・・・・・。

そう考えると、女でいることを
大切にして欲しい、と切に思う。

63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』


「恋、どんな場合にも責任はブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年03月06日 16時13分39秒 | owarai
【コラム】

「どんな場合にも責任はフィ
フティフィフティであると
自覚すること」

自分も楽しみ、いい思いを
したのであるから、

いざ別れる段になって、

裏切られたの捨てられた
のだの、
死んでも口にしないこと。


63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』


客の心で「主あるじ」する :ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年03月06日 11時31分05秒 | owarai
【コラム】

見たり聞いたり事を行った
りする場合には、

見るものと見られるもの、
聞くものと聞かれるもの、
行うものと行なわれるもの

というように、必ず自と他
との対立があります。

しかし、そういった対立が
あっては、本当に見たこと、
聞いたこと、行ったことに
ならず、その妙趣を味わう
ことはできない。

一切の分別意識、対立観念
を断ち切り、自他不二(自他
の区別なき平等。自他融合)、

一体になり切らない限り、
本当に見たことにも、聞いた
ことにも、行ったことにもな
らないと禅宗などでは教えます。

子どもに対しては子どもの心
になり、老人に対して老人の
身になって、お客様に対して
はお客様の、部下に対しては

部下の身になって対応するこ
とが大切です。

たとえば、障害者の身になり
切って車椅子で街を歩いてみ
ると、なんと障害者の方々に
は住みにくい街かがわかると
言いますが、それと全く同じ
ことです。

茶道「不味流ふまいりゅう」を
開いた松平不味は、「客のそそ
うは亭主のそそうなり、

亭主のそそうは客のそそうと
思うべし。味わうべき事なり。
客の心になりて亭主せよ、

亭主の心になりて客いたせ」と
茶の心得を説いていますが、
すべてのことに当てはまる
ことだと思います。


63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』


「相生」あいおい;ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年03月06日 05時06分34秒 | owarai
【コラム】

『生まれたときから死ぬまで
ずっと』
今でも神社のご神木などに、根
が一つなのに幹が二つに分かれ
だ古木を見かけることがあります。

「夫婦松」などの名前がついて
いることもあるのでしょう。
そういった育ち方をした木の
ことを「相生」と呼ぼます。

もともとはともに生まれ育つ
という意味の「相生」でした。

後に、そのことが転じて、夫婦
がともに長く生きることも
「相生」というようになりました。

「相老い」に通じるということ
かもしれません。夫婦などの人生
のパートナーとは、一見別の人生
を歩んでいるようでも、

根っこのように深いところでは、
一つになっている。こんな関係
が理想的なのかもしれません。


62体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』


「青年の自殺学」ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年03月06日 04時44分11秒 | owarai
【コラム】
家庭は幸福で、経済的にも充足して
おり、天気も晴朗(せいろう)で、
小鳥もさえずっている。

何一つ不自由がないのに、突然死
ぬ気になる――という、事物の
充足や価値の代替では避けられな
い不条理な死、というのが自殺な
のであり、

その意味で三島由紀夫は、もっと
も見事に自殺を遂げたことになる。




63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』