ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

その男をほんとうに愛していれば

2017年07月19日 19時25分27秒 | owarai
多少の技巧の拙(つたな)
さや、無様な点は、許した
り諦めたりできるが、

愛していない男の場合は、
諦めもつかないし許せも
しない。

そして、

男などそうめったに愛せる
ものでもない。


無条件に心から愛せる男
なぞ、

一生にひとり現れれば
幸運だ。

誰より好きなのに

2017年07月19日 14時28分23秒 | owarai
静かな夜だった。

いつもなら

ふたりで窓から
ながめる夜景も、心なし
かきらめきが少ないよう
な気がする。

あなたのパジャマは、あれ
から洗濯して、ベットの脇に
置いてある。

このままどう続いていくの
か、私たち。

ひとり開けるビールの、プシ
ュッ
という音がやけに大きく響く。


まだ、どこかでわがままな
のだ、お互い。

あなたがいないと初めて
わかる。わかっているのに、

会うとその平行感覚がどこか
でずれる。


ま、本来、恋というものはそ
ういうものかもしれず、妙に
達観してしまう自分もいた。

たまにはこんな夜があって、
いいのかもしれない。

と思いつつ、やはり寂しい
気持もいなめない。

あなたはどこでなにをして
いるのやら・・・・・・・。

・・・・・・なにが恋の小休止?
単なる強がりではないか・・・。

強気になったり、弱気になった
り揺れている。


携帯電話が鳴った。
[m:32]

飛び起きるようにして、受話器を
取る。

「俺だけど・・・・・・」

その声で、一気にねじれた心が
ピンと張りつめて、

いきいきと動きだすゲンキンな
私がいて、


・・・・やはりあなたが好きなの、
    必要なの・・・・

と、まるでテレビドラマの
ヒロインのようなセリフを、

心の中でつぶやいた。




「幸福への道は、ただ一つ」

2017年07月19日 13時57分35秒 | owarai
それは、
意志の力ではどうにも
ならない物事で
悩んだりしないこと。

 -ウイリアム・ジェームズー

※アメリカを代表する哲学、
心理学者。
日本の近代哲学の発展に影響を
及ぼしたひと。
夏目漱石も、影響を受け
たことが知られている。

考えてもしかたないことは、
ほうっておこうっと!



愛の時刻表

2017年07月19日 08時35分41秒 | owarai
「何かがまばたきをすると、
わたしが生まれる。
何かがまばたきすると、
わたしは死んでしまう」
と、ウイリアム・サローヤン
は書いていた。

「何か」とは一体、なんなの
だろう。

夕暮れ、一人で部屋にいて、
「何か」の正体について考え
ると、ぼくは心細くなって
くるのだった。

では、ことばはまばたきする
か?さて、どうだろうか?と、

ことばはまばたきするか、な
んて質問自体が、とてもへん
なのだ。

だが、へんな質問は、まだまだ
ある。
「愛はまばたきするか?」と、
だれかに訊かれたら、ぼくは
何と答えたらいいんだろうか?

愛はまばたきをしなくとも、
ときどきウインクはする。
ウインクは、片目のまばたき
である。

ぼくがきみと二人きりで、
じっと見つめあっているとき
でも、ぼくは少なくとも一分
回に八回も、瞼を開け閉じし
ていることになる。

だが、それはきみも八回も「見
なくなる」のではなく、八回も
「見直す」ことなのである。

ぼくは、まばたきをする。その
あいだに、きみはどんどん成長
してゆく。八回、瞼をひらくた
び、きみは八回だけ大人になっ
ている。

それが、ぼくたちにとって、唯一
の愛の「時刻表」だと、いうこと
になるんである。


「遠 恋」愛よりも優しくー1―

2017年07月19日 05時22分29秒 | owarai
あれから、十二年という歳月が
流れた。

あの日、あの夜、闇の底を生き
物のように流れる河のほかには
何もない、

閉散とした駅のプラットホーム
に、おそらく永遠に取り戻すこ
とのできない何かを置き忘れた
まま、わたしはもうすぐ、三十
五歳になろうとしている。

こうして、スピードを上げながら
西へ西へ向かう新幹線の中でひと
り、遠ざかってゆく景色を眺めて
ると、記憶の虚空(こくう)から、

はらはらとこぼれ落ちてくるのは
あの年の記憶だけだ。あの年その
ものが、わたしにとって八番目の
曜日であり、十三番目の月だった
のかもしれない。

今はもう、痛みは感じない。そこ
にはひと粒の涙も、ひとかけらの
悲しみ宿っていない。あのひとの
記憶は愛よりも優しく、水よりも
透明な結晶となって、わたしの心
の海に沈んでいる。

この十二年のあいだに、わたしは
いくつかの恋をした。

出会いがあって、相手を求め、求
められ、愛しいと感じ、結ばれた。
二十七の時には、結婚もした。
不幸にも、夫に好きな人ができ
てしまったため、その結婚はた
った二年で壊れてしまったけれ
ど、それでも二年間、わたしは
とても幸せだった。

ただ、どんなに深い幸せを感じ、
それに酔い痴れている時でも、
わたしの躰の中に一ヶ所だけ、
ぴたりと扉の閉じられた、小
部屋のような領域があった。

扉を無理矢理こじあけると、
そこには光も酸素もなく、
植物も動物も死に絶えた、
凍てついた土地がだけが
広がっている。

だからうっかりドアをあけた
人たちは、酸素と息苦しさに
身を縮め、わたしから去って
いく。離婚の本当の原因は、
もしかしたらわたしの方に
あったのかもしれない。

こんな言い方が許されるな
らば、わたしは誰かに躰を
赦(ゆる)しても、心を救
したことはなかった。


お薦めミュージック:夢のカルファルニア

2017年07月19日 05時17分43秒 | owarai
YouTube: ジャズ・ヴォーカルの女王
1. Diana Krall - California Dreamin'
巨匠デイヴィッド・フォスター
とタッグを組んだダイアナ・クラ
ールの企画アルバム
「夢のカリフォルニア」「デスペラ
ード」「アローン・アゲイン」「悲し
みのバラード」等々、
曲名を聞いただけでもゾクッとするような名曲が並ぶ

CD
ウォールフラワー(初回限定盤)(DVD付) CD, CD+DVD, Limited Edition
ダイアナ・クラール 形式: CD

YouTube:
2.Randi Laubek - Midsummer Flu
※フルバージョン不明。
CD:
Midsummer Flu
Randi Laubek
収録アルバム: Almost Gracefully

CD :「Active listening Ⅱ」
BANG & OLUFSEN (高級オーディオメーカー)
(こちらのCDお薦め)

※2曲とも、オーディオフェアー 他 新製品の試聴音源
として海外でも利用される。2はヘッドホーンや
カーステレオで
聴くと音の迫力がよく分かる。