“常識を破る”発想法
ヨーロッパのある家電メーカー
の営業会議で冷蔵庫を世界中
に売りたいがどこをターゲット
にするかで、
「シベリアの寒冷地に売り込む」
提案が採用された。
稟議書を見た専務が「なぜ?」と
尋ねた。
「シベリアの寒冷地に住む人たち
は肉食を好みますが、家の外に肉
を置いておくと、寒さで肉がカチ
ンコチンに凍ってしまう。
家の中に肉を置いておくと、家全
体を暖かくする暖房システムで、
肉が腐ってしまう。
冷蔵庫を普及させれば、凍る心配
もなければ腐る心配もしないので、
先進国で他社と戦うより利徳だ」
と。
実際、冷蔵庫はシベリアで飛ぶよ
うに売れた、しかもプロパーで。
寒い北海道のほうが冬アイスクリー
ムが売れるように、“常識を破る”
発想は、これまでにない大きな成功
を引き寄せることがあります。
ヨーロッパのある家電メーカー
の営業会議で冷蔵庫を世界中
に売りたいがどこをターゲット
にするかで、
「シベリアの寒冷地に売り込む」
提案が採用された。
稟議書を見た専務が「なぜ?」と
尋ねた。
「シベリアの寒冷地に住む人たち
は肉食を好みますが、家の外に肉
を置いておくと、寒さで肉がカチ
ンコチンに凍ってしまう。
家の中に肉を置いておくと、家全
体を暖かくする暖房システムで、
肉が腐ってしまう。
冷蔵庫を普及させれば、凍る心配
もなければ腐る心配もしないので、
先進国で他社と戦うより利徳だ」
と。
実際、冷蔵庫はシベリアで飛ぶよ
うに売れた、しかもプロパーで。
寒い北海道のほうが冬アイスクリー
ムが売れるように、“常識を破る”
発想は、これまでにない大きな成功
を引き寄せることがあります。
『難局は、これ良師だ。
負けることはありがたい』。
「負けて目覚める、あの手この
手だ。
苦しみが勉強になる」と続く。
升田幸三/将棋棋士
14歳のとき、棋士をめざして
家出し、木見金治郎九段の門を
叩く。
大山康晴名人に、「名人に香車を
引いて勝つ」と宣言し、勝利を
収めた一局は「将棋史上空前絶後
といわれている。
「一人前になるには50年はかか
るんだ。功を焦るな。もっと根を
深く張るんだ。根を深く張れ」。
負けることはありがたい』。
「負けて目覚める、あの手この
手だ。
苦しみが勉強になる」と続く。
升田幸三/将棋棋士
14歳のとき、棋士をめざして
家出し、木見金治郎九段の門を
叩く。
大山康晴名人に、「名人に香車を
引いて勝つ」と宣言し、勝利を
収めた一局は「将棋史上空前絶後
といわれている。
「一人前になるには50年はかか
るんだ。功を焦るな。もっと根を
深く張るんだ。根を深く張れ」。
「成りあがり。大好きだね。
この言葉。素晴らしいじゃ
ないか。こんな、
何もかもが確立されきった
ような世の中で、成りあが
りなんて・・・・・
せめて、やってみろって言い
たいよ」。
矢沢永吉
自伝エッセイ『成りあがり』の
冒頭からの一節。裕福だった幼少
時代から一転、両親を亡くし、
親戚や祖母の家で暮らした日々。
やがて不良少年となり、バンド
で成功を掴もうと上京する。
その時、ポケットには5万円し
かなかったが、心の中には大きな
夢と溢れる意志で強運を味方に
した。
ロック界のスーパースター・
E,YAZAWA。成功に導いたのは
「スターになるんだ」という燃え
るような熱い想い、それだけだった。
YubeTube
YES MY LOVE
https://www.youtube.com/watch?v=cKOHkdieIro
この言葉。素晴らしいじゃ
ないか。こんな、
何もかもが確立されきった
ような世の中で、成りあが
りなんて・・・・・
せめて、やってみろって言い
たいよ」。
矢沢永吉
自伝エッセイ『成りあがり』の
冒頭からの一節。裕福だった幼少
時代から一転、両親を亡くし、
親戚や祖母の家で暮らした日々。
やがて不良少年となり、バンド
で成功を掴もうと上京する。
その時、ポケットには5万円し
かなかったが、心の中には大きな
夢と溢れる意志で強運を味方に
した。
ロック界のスーパースター・
E,YAZAWA。成功に導いたのは
「スターになるんだ」という燃え
るような熱い想い、それだけだった。
YubeTube
YES MY LOVE
https://www.youtube.com/watch?v=cKOHkdieIro
幸福感は 不幸と不幸のはざ
まに 一瞬よぎり
瞬間 しっかり握らないと
てのひらから逃げていく
そこはかと ままならない想い
かかえても
愛が そのはざまから 見えた
なら それでいい
夢と区別のつかない恋もあるの
だ
短くも はかなくも 美しく
蝶の ひとひらの 羽のように
まに 一瞬よぎり
瞬間 しっかり握らないと
てのひらから逃げていく
そこはかと ままならない想い
かかえても
愛が そのはざまから 見えた
なら それでいい
夢と区別のつかない恋もあるの
だ
短くも はかなくも 美しく
蝶の ひとひらの 羽のように
「何気なく詰めていると、いち
ばん大切なものが入らない」
「人間が感じる“恐れ”のうち、
40%はぜったい起きないこと」
「苦しいから逃げるのではなく、
逃げるから苦しくなる」
仕事や人間関係に行きづまった
とき、とらわれた考えを脱ぎ
捨てて、新たな気持で日々を
生きたいものだ。
ばん大切なものが入らない」
「人間が感じる“恐れ”のうち、
40%はぜったい起きないこと」
「苦しいから逃げるのではなく、
逃げるから苦しくなる」
仕事や人間関係に行きづまった
とき、とらわれた考えを脱ぎ
捨てて、新たな気持で日々を
生きたいものだ。
アップルに復帰したジョブズが
製品を絞り込んだ基準は、「コン
シューマー」「プロフェッショナル」
「ポータブル」「デスクトップ」を
キーワードにしたシンプルなもの。
ヒントは、
『どの車も移動という意味では
やることは同じだ。
でも多くの人がBMWに高い
お金を払う』。
価格でしか差のつかない同じよう
な製品をつくって、デルやコンパ
ックと戦うのではなく、他社には
真似できない第一級の製品をつく
って利益を生むということ。
「人と違うものを持ちたい」とか、
「クールに見られたい」「少しでも
使いやすいものがほしい」といった
理由で、少しくらいお金を余分に
払っていいと考える消費者は少なく
ない。
そこにマーケットを絞るのがジョ
ブズの成功戦略。
製品を絞り込んだ基準は、「コン
シューマー」「プロフェッショナル」
「ポータブル」「デスクトップ」を
キーワードにしたシンプルなもの。
ヒントは、
『どの車も移動という意味では
やることは同じだ。
でも多くの人がBMWに高い
お金を払う』。
価格でしか差のつかない同じよう
な製品をつくって、デルやコンパ
ックと戦うのではなく、他社には
真似できない第一級の製品をつく
って利益を生むということ。
「人と違うものを持ちたい」とか、
「クールに見られたい」「少しでも
使いやすいものがほしい」といった
理由で、少しくらいお金を余分に
払っていいと考える消費者は少なく
ない。
そこにマーケットを絞るのがジョ
ブズの成功戦略。
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正面は堂々とした態度に見え
ても、背中が弱点をあらわして
いる人がある。どんな人間も裏
は隠せない。
吉川栄治に『背中哲学』という
随筆がある。そのなかで、次の
ように書いている(『われ意外
みなわが師―私の人生観』)。
「前から見ると、くしゃくしゃ
な顔をしているけれど、背中から
見ると、円光の輝いている人は、
私の知己の中では、菊池寛氏だと
思う。一緒に歩いている時など、
後からあの背中を見ていると、
ただまるっこく肥えているだけだ
が、縹渺(ひょうびょう)として、
何か味がある。その味はどんなもの
かというと、『後の安心』とう相だ。
背中には、家庭がそっくり描いて
ある。
いかにも、搦手の木戸は安心して、
大手に向かって床几をすえている
城将の趣だといつも思う」
さらに、
「しかし、夜の銀座裏を歩くとき、
なんと、そこにまだ『帰らぬ良人』
がたくさんに酒の灯の下をうろついて
いることだろう。あの酔っぱらい
達の背中には、脆さや、不安定や、
空虚だらけだ。この人達が、安定の
後光を負ったら、みんな倍も仕事を
するだろうと思う」
と続け、手厳しい。
「人の背中は見ゆるけれど我が背中
は見えぬ」という。自分には見えぬ
背中が、他人には隠せないのでつ
らい。
ても、背中が弱点をあらわして
いる人がある。どんな人間も裏
は隠せない。
吉川栄治に『背中哲学』という
随筆がある。そのなかで、次の
ように書いている(『われ意外
みなわが師―私の人生観』)。
「前から見ると、くしゃくしゃ
な顔をしているけれど、背中から
見ると、円光の輝いている人は、
私の知己の中では、菊池寛氏だと
思う。一緒に歩いている時など、
後からあの背中を見ていると、
ただまるっこく肥えているだけだ
が、縹渺(ひょうびょう)として、
何か味がある。その味はどんなもの
かというと、『後の安心』とう相だ。
背中には、家庭がそっくり描いて
ある。
いかにも、搦手の木戸は安心して、
大手に向かって床几をすえている
城将の趣だといつも思う」
さらに、
「しかし、夜の銀座裏を歩くとき、
なんと、そこにまだ『帰らぬ良人』
がたくさんに酒の灯の下をうろついて
いることだろう。あの酔っぱらい
達の背中には、脆さや、不安定や、
空虚だらけだ。この人達が、安定の
後光を負ったら、みんな倍も仕事を
するだろうと思う」
と続け、手厳しい。
「人の背中は見ゆるけれど我が背中
は見えぬ」という。自分には見えぬ
背中が、他人には隠せないのでつ
らい。