アメリカへ押しかけ、何とか研究所に入る英世。そこから、猛勉強、猛研究が始まる。彼の研究へのエネルギーは、身分や格差、人種など様々なコンプレックスから来ていたと思います。毒蛇の血清や梅毒などの研究により、アメリカ、ヨーロッパから博士号や賞をもらい続ける。その頃の日本は、東大医学部を出ていない医者以外は認められなかったが、世界的反響からまず京大が医学博士号をしぶしぶ東大も理学博士号をおくる。今もそうですが、日本という国は新しいものを受け入れない。
しかし、彼は研究結果を焦り過ぎ、また、自身過信から、自分でワクチンを開発したと思われた黄熱病でこの世を去ることになる。
この本は、僕のそして一般的な野口英世のイメージを覆すことになりました。でも、この本に描かれた野口英世の方がなぜか親近感が沸きました。お金にだらしなく、躁鬱が激しく、せっかちな方が人間味があると思います。
しかし、彼は研究結果を焦り過ぎ、また、自身過信から、自分でワクチンを開発したと思われた黄熱病でこの世を去ることになる。
この本は、僕のそして一般的な野口英世のイメージを覆すことになりました。でも、この本に描かれた野口英世の方がなぜか親近感が沸きました。お金にだらしなく、躁鬱が激しく、せっかちな方が人間味があると思います。