我が家のスッポンのミルモです。今回、ニホンイシガメを飛び越える形で絶滅危惧種になってしまった、スッポン。このスッポンに関しては、食べるという事以外での認知度は、極めて低いと思います。まず、スッポンをカメだと知っている方が非常に多い。おそらく、カメのことを爬虫類だと知っておられても、スッポンがカメの仲間だと知っておられる方は、少ないと思います。
ミズガメの水槽を洗う時に、ガレージに放すのですが、流石にスッポンは放せません。少々の囲いなんか直ぐに超えてしまいますし、動きが素早く、捕まえることが困難です。
スッポンは獰猛だと言われていますが、これは、正しいです。特に、メスのスッポンは気性が荒いですね。我が家のミルモは、メスですが、近づくと直ぐに攻撃態勢に入ります。でも、よく見ていさえすれば、噛まれることはありません。現に、水槽を洗う度に素手で捕まえていますし、毎朝、餌をあげていますが、この１５年、一度も噛まれた事はありません。
ミルモは、ショップの方から頼まれて、１０個程度のスッポンの卵を孵化させた時に、一番最後に、一番小さく産まれ、かなり弱弱しかったために、ショップに返さず、飼育させてもらうことになり、今日に至っています。何度か、産卵もしました。飼育していて感じるのは、水質、水温にかなり敏感で、これまでも、こちらで書かせてもらった様に、飼育するにはかなり難しいと思います。でも、写真を見て頂いても分かる様に、その正確に似合わず、その顔は物凄く愛嬌があります。
何とか、絶滅だけは避けてほしい。そのためにも、もっとスッポンのことを知ってもらうために、たくさんの情報を発信していきたいと思っています。
