新年早々！！（カメ話）

　新年早々、火傷をしました。全然たいしたことはありませんが、リクガメのお皿を洗おうと水槽に手を入れたら、ひよこ電球に手が触れてしまい、”ジュー！！”。セラミックのひよこ電球は、光を放たないのでダメですね。すぐに、普通の電球に換えました。これまで何度もやっているので、気をつけていたのですがね。
　新年早々というと、スッポンのミルモが産卵していました。これで3回目の産卵かな？でも、全く気づかないうちに全部食べてしまっていました。卵の殻の残骸だけが残っていました。スッポンの卵は凄く小さいので、抱卵が本当にわからないです。他のカメなら、暴れたりして分かるのですが、ミルモは常に暴れているので本当にわかりません。土に生ませてあげたかったです。
　新年早々で、もう一つ。出かけるとき、近所の方に会いました。3歳くらいの子供を連れていました。新年の挨拶をして、通り過ぎられたのですが、子供が”誰？”顔をしていていました。その方が、”カメのおっちゃんやん！”って子供に言うと、その子も納得した様でした。どうやら、近所では、○○さんではなく、”カメのおっちゃん”でとおっている様です。

新しい人生のはじめかた

　ロンドンの街を舞台にした、とても美しい作品でした。物凄く自然なストーリーで、優しさで満ちあふれています。ダスティン・ホフマンはやっぱりうまいですね。でも、早朝に見たのは失敗でした。この映画は、寝る前に見たら、いい夢が見れそうな気がします。

インセプション

　夢の中を共有し相手の夢を支配し、情報を奪い取るというスパイの話でした。なかなか面白いのですが、浦島太郎の物語を思い出したのは僕だけでしょうか？デカプリオと渡辺謙の共演など、話題性が多く、僕自身ハードルを上げて見てしまったためか、感動という点からはこんなもんか？と思ってしまいました。

カメの繁殖

　カメの繁殖について目指したのは、千石先生の言葉からだと言うことは前にも書きました。また、当時の色んなHPで質問しても、門前払いになったことも、何度か書きました。たくさんの動物園や水族館に行き、そこの飼育係さんに質問したのも書きました。そして、ようやく、産卵床と孵化器について自分なりに確立し、キャンミーとコロンが孵化しました。この瞬間、我が家には歓声があがり、感動に包まれました。
　キャンミーとコロンが孵化し、順調に成長したあるとき、僕は思うようになりました。この感動をたくさんの方に味わってほしい。苦労してたどり着いた孵化、これを自分だけのものにするのではなく、どんどん人に伝えていこうと。そして、カメに関しての質問には、自分が答えられることは何でも答えていこうと思う様になりました。
　産卵、孵化を見たことで、命に関する思いはかなり変わりました。母ガメは、何かにとりつかれた様な表情に変わります。この表情は通常の表情と明らかに違い、この表情のまま、何時間も何時間も土を掘り続ける。そして、力一杯息んで産卵する。そして、子ガメは、まる1日以上必死にもがいて卵から出てくる。これを目の当たりにした我々は、本当に人生観が変わりました。これをたくさんの人が見ると、命を大切に思う人がたくさん増えるのではないか、とも思います。
　カメをとおして、もっと命の大切さについて考えてほしい。そんな思いを込めて、今年もカメに関する質問に答えていきます。
　
　

明けましておめでとうございます。

　明けましておめでとうございます。とても寒い正月となりました。大晦日に降った雪がまだ少し残っています。
　今年は、命について考える一年にしたいと思います。何度か書きましたが、僕は、生まれた直後に大病が発見され、医師から余命３日を告げられました。しかし、奇跡的に完治し、４０年以上生きています。これまでは、そのことについて特に何も考えませんでしたが、ここ数年、僕の身の回りで命に関わる出来事が続き、自然と考えさせられる様になりました。拾った様なこの命。命に関して考えることは僕にかせられた使命だと思っています。
　今年もよろしくお願いします。