余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

つぐ音に

2022-03-12 23:24:54 | 綾取りの塔(短歌)
つぐ音に
おもいおもわれ
ふりふられ
呼吸ははじめを
おぼえている
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また氷

2022-03-12 23:23:47 | レターの膜(短歌)
また氷
こおりあったと
割っていく
幾何学模様を
ほろほろつくる
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ツアー1989

2022-03-12 22:29:41 | マイブック(な)
「ツアー1989」
      中島京子 著

謎を追いかける楽しさ。
手紙からはじまる謎。
迷子つきツアーという団体旅行。
そこで本当に行方不明になった男性一名。
その男性は何者でどこにいったのか。
それぞれの人物が魅力を発揮させ、
香港と東京を行き来する。
旅は日常を遠望する。
一歩の夢のうそとほんと。


1989は昭和から平成へ移行した年。
そして平成から令和へと至る、4年のいま現在。
時代をかける時というながれ。
流れはなにを写すのか。
そしてなにを移すのだろうか。
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