余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

お喋り

2022-03-05 23:09:25 | 水声の詩
「君にふれていてほしい ずっと ずっと」
「いつ帰るのかしら」
「はなさないでかたときも」
「おなかがへったわ」
「名前を呼んでみて」
「あの人は何をしているのかしら」
「キスしてもいい」
「あのこは元気かしら」
「こっちをみてくれないの」
「電話してみようかしら」
「このまま眠りそう」
「少しだけはなれていて」
「くっついていたい」
「なんだか眠くなってきたわ」
「ずっと ずっと」お
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ウソとホント

2022-03-05 23:07:26 | 水声の詩
ほら あたたかい
氷なのに
うそ
ほんと

あかりをつけてみな
ほんと
うそ

たぶん見えるから
ほんと
うそ

耳をふさいでみな
うそ
ほんと

よく聞こえるから
うそ
ほんと
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夏の音

2022-03-05 23:06:03 | 写真の扉の詩
めまぐるしくなるセミの音
夏の光景はなぜか君を思い出す
思い出すといえば冬のような気もする
けれど夏が君を思い出させる
不思議な不思議なセミの声
惑わす真昼の鼓膜響き
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ごくじょう

2022-03-05 23:04:15 | 写真の扉の詩
チョコのついたのはいい?
チーズは?
イチゴはいい?
フルーツいっぱいのはダメ?
クリーム
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バナナ?
ピーチ?
オレンジ?
マンゴー?
アップル?

ごくじょうだ
こうちゃをそえて
ごくじょうだ
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ある時の

2022-03-05 22:55:57 | 綾取りの塔(短歌)
ある時の
雨を待ってる
ぼくがいる
しとしとだろうか
どしゃぶりかしら
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