余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

夏の午後

2022-12-06 22:48:43 | レターの膜(短歌)
夏の午後
風で飛ばされた
影どこ
までも夢中で
追いかけていた
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綿

2022-12-06 22:47:06 | 十五の詩
なんでもよかった
言葉なら
理解できなくても
だから詩は風に飛んだ
迷子になって溺れて
そこが美しい珊瑚の海なら
なおさらいい
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ふれる

2022-12-06 22:45:46 | 十五の詩
全部がにせものと
決めつけるにははやすぎるから
つながろう
とてもふれていたいから
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湖面

2022-12-06 22:43:43 | 十五の詩
シンメトリーはふれられない
この世にひとつしかない
シンメトリー
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洞窟

2022-12-06 22:40:19 | 十五の詩
全てを見たいと思い
見ていき
吐き気をもよおし
血の盃をのむ
コウモリは騒ぐ
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