余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

まぼろしの

2023-01-14 01:20:53 | レターの膜(短歌)
まぼろしの
ねこが足に
まとわるから
脚はいつもの
幻となる
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悲しみの秘儀

2023-01-14 01:17:19 | マイブック(や~わ)
「悲しみの秘儀」
      若松英輔 著

悲しみはだれのなかにも現れる。
たとえば苦しみから、孤独から、愛から。
さまざまの人の言葉を引用し、
悲しみとは何かを解きほぐす。
かなしみ、と、書くとき
こういう漢字を当てはめられる。
悲しみ、哀しみ、愛しみ、美しみ・・・。
またおもうにもたくさんに溢れている。
もしかしたら花も当てはめられるのかもしれない。
花の供養にという章はせつなさが零れている。
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人生おろおろ

2023-01-14 00:57:01 | マイブック(あ)
「人生おろおろ」
      伊藤比呂美 著

女性の人生相談を、
伊藤比呂美が答えていく。
人生を経てきた詩人の回答は兎にも角にも、
その言葉に抱擁される。
浮気、舅姑、介護、仕事のあれこれ、恋愛等々。
ずば!は、やわらかさも含んでいて
心の糧のひとつとなって。
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