余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

訪れ

2023-01-16 02:59:47 | 写真の扉の詩
夕日は溶け合う
地や海に
心を慰めて

恋文はあきらめて
とりどりの
葉や花

侮蔑と敬愛をいっしょくたに
声にだし
波に放り投げた
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せーの

2023-01-16 02:57:22 | 写真の扉の詩
おかしな子
誰かがそうささやいたから
これでいいと
その前に腕を切っておいて
魂にさえ別れをつげて
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ベッド

2023-01-16 02:54:35 | 写真の扉の詩
ここにほくろ
好きだよ
ここにほくろ
好きだよ
秘密の暗号
鼓動を打つちくび
寝がえりおへそ
想いに満ちて
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一条

2023-01-16 02:50:23 | 十五の詩
大地に
数珠が落ちている
ばらばらに
ほどけてはなく
今ここに
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足の指

2023-01-16 02:05:44 | レターの膜(短歌)
足の指、
手の指、瞳、
心とを
確認をする
動作と行方
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