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余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

狂気

2020-11-03 22:56:30 | 花弁の詩
閉じた空間が狂気を生み
集団 個人 上下 呼吸
瞳に映るのは闇の華
造られた嘘の塔は鼓動を揺さぶる
揺さぶられた心は体中を
はたまた空気中を犯していく
暴力と塗りたくられた正義によって
乱雑に狂っていく
目が回り 呼吸は荒く
手は震え
心の叫びは穴の中
そこはもう血の見える狂気
何もない自由の恐怖
真っ赤に笑みを浮かべたもの
暗く青に溺れていくもの
狂気がそこで手招きする

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