余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

正岡子規

2023-12-07 23:44:35 | マイブック(た)
「正岡子規」
      ドナルド・キーン 著
          角地幸男 訳

正岡子規の伝記。
幼少から死の訪れるまでの正岡子規。
写生を取り入れた俳句、そして短歌の取り組み。
随筆の病床六尺、日記の仰臥漫録。
変革を通して、
美へと芸術へと今という時代を見詰めながら、
批評を糧に昇華しようとする一人の物語。
言葉は膨れていくように、定まってはまた移りゆく視点。
そして人それぞれの感じる正岡子規。

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