「東京アラート」で警戒呼びかけ

国内の新たな感染者は51人、感染者の累計は1万7712人
国内では2日、新たに51人の感染が確認され、国内の感染者は1万7000人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は1万7712人になりました。
また、新たに3人の死亡が確認され、死亡者は累計で914人になりました。
これは、あくまでもPCR検査を受けることができた患者のみの数値ですから、無症状や軽症のためPCR検査を受けることができない「隠れ感染者」は少なくともこの数倍はいるものとみられます。
緊急事態宣言解除後に、北海道と福岡県で急増している新たな感染者の多くは、感染経路が不明なケースが多いことから、市中には「隠れ感染者」がいるという認識で「新しい生活様式」を実践しましょう。

都内の新たな感染者は13人、感染者の累計は5283人
東京都で2日、新たに34人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。
これで都内の感染者数の累計は5283人となりました。
1日の感染者が30人を超えたのは5月14日以来で、都は、感染状況の悪化の兆候が見られるとして、都民に警戒を呼びかける「東京アラート」を出し感染の確認が相次いでいる夜の繁華街などの対策を急ぐことにしています。
なお、新たに1人の死亡が確認され、死亡者は累計で306人になりました。

武蔵野市の武蔵野中央病院のクラスター拡大
武蔵野中央病院は2日、新たに入院患者12人、職員3人の感染が確認されたとホームページで公表しました。
これで同病院の感染者は患者24人、職員7人の計31人となりました

北九州市の第2波拡大
北九州市は2日、新たに6人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
同市では緊急事態宣言解除後今日まで11日間の感染者は119人になりました。
市は1日に確認された新規感染者のうち、9人が八幡西区の産業医科大学病院の医療スタッフだったことから、新たなクラスターが発生した可能性があるとしています。
23日連続で感染者が確認されていなかった北九州市ですが、大きな第2波が来ています。

国内の感染者数

世界の感染者632万人超え、死亡者は37万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学などのまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間の3日午前4時半の時点で632万5303人となり、632万5千人を超えました。
また、死亡者は37万7460人となり、37万7千人を超えました。

国別の感染者数は、アメリカが182万523人と最も多く、ブラジルが52万6447人、ロシアが42万3186人、イギリスが27万9391人、スペインが23万9932人、イタリアが23万3515人などとなっています。
また、国別の死亡者は、アメリカが10万5644人、イギリスが3万9451人、イタリアが3万3530人、ブラジルが2万9937人、フランスが2万8836人、スペインが2万7127人などとなっています。

主な国・地域の感染者数