感染拡大の第2波 夜の繁華街や昼カラで進行中！ それでも休業要請は段階的に緩和？

国内の新たな感染者は75人、感染者の累計は1万8241人
国内では14日、新たに75人の感染が確認され、国内の感染者は1万7529人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は1万8241人になりました。
なお、新たに確認された死亡者はなく、死亡者は累計で940人になりました。
これは、あくまでもPCR検査を受けることができた患者のみの数値ですから、無症状や軽症のためPCR検査を受けることができない「隠れ感染者」は少なくともこの数倍はいるものとみられます。

都内では、新宿区歌舞伎町にある接待を伴う飲食店の従業員を中心に夜の繁華街で若い世代の感染が拡大、北海道では軽食や喫茶を提供する飲食店での昼カラオケで拡大していますが、西村経済再生担当相は、これら飲食店などの休業要請の段階的緩和について、「19日を変更するつもりはない」との認識を示しました。。
緊急事態宣言解除後に、北海道、東京都、福岡県で急増している新たな感染者は、感染経路が不明なケースが多いことから、市中には「隠れ感染者」がいるという認識で「新しい生活様式」を実践しましょう。

都内の新たな感染者は47人、感染者の累計は5544人
東京都で14日、新たに47人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。
これで都内の感染者数の累計は5544人となりました。
1日の感染者が4日連続で20人を超え、40人以上になるのは5月5日以来で、感染拡大の第2波が懸念されます。
カラオケバーやホストクラブなど、夜の繁華街の従業員や客、若い世代の感染が増加しています。
東京都は、「東京アラート」を解除するとともに12日から休業要請の緩和をステップ3に移行しましたが、緊急事態宣言を解除後では最も大きな感染拡大となりました。
「東京アラート」の解除と「ステップ3」への移行が早過ぎたように思います。
なお、新たに確認された死亡者はなく、死亡者の累計は314人になりました。




世界の感染者783万人超え、死亡者は43万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学などのまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間の15日午前3時の時点で783万8833人となり、783万8千人を超えました。
また、死亡者は43万1225人となり、43万1千人を超えました。

国別の感染者は、アメリカが208万3082人と最も多く、ブラジルが85万514人、ロシアが52万8267人、インドが32万922人、イギリスが29万7342人などとなっています。
また、国別の死亡者は、アメリカが11万5578人、ブラジルが4万2720人、イギリスが4万1783人、イタリアが3万4345人、フランスが2万9401人などとなっています。