国内の新たな感染者は110人、感染者の累計は1万9343人
国内では29日、新たに110人の感染が確認され、国内の感染者は1万8631人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は1万9343人になりました。
また、新たに確認された死亡者はなく、死亡者は累計で985人です。
1日の新たな感染者が100人超えは2日連続になりました。
これは、あくまでもPCR検査を受けることができた患者のみの数値です。
リンクを追えない新たな感染者が次々と見つかっていますので、無症状や軽症のためPCR検査を受けていない「隠れ感染者」から感染したものとみられます。
緊急事態宣言解除後、じわりじわりと感染が拡大していますのて、「密閉」「密集」「密接」の3密を避けるとともに、「うがい」「手洗い」「マスクの着用」を徹底するなど、新型コロナウイルスに感染しないよう、「新しい生活様式」を実践しましょう。
都内の新たな感染者は58人、感染者の累計は6171人
東京都で29日、新たに58人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。
このうち、20代と30代が合わせて46人と全体のおよそ79%を占めています。
また、24人は感染経路が不明とのことで、家庭内感染も増えています。
1日の新たな感染者が50人超えは4日連続になりました。
これで都内の感染者数の累計は6171人となりました。
なお、新たに確認された死亡者はなく、死亡者の累計は325人です。
東京都から他県に感染拡大か? 往来のリスク高まる
新型コロナウイルスの感染者の高止まり状態が続く東京都に引っ張られる形で、全国的にも感染者の増加傾向がみられます。
都内の飲食店での会食などを機に、職場や家族内感染で隣県などに広がったとみられるケースが複数確認され、人々の往来リスクが改めて浮かぶ。
「3密」の中でも接触や会話、発声を伴う場所での感染が目立ち、専門家は警戒を促しています。
直ちに再び緊急事態宣言出す状況にない-官房長官
菅官房長官は29日午前の記者会見で、「東京を中心として、一定の新規感染者が継続して確認されているが、症状の有無にかかわらず、濃厚接触者などに、積極的な検査を行っている結果も含まれている」と述べました。
そのうえで「直ちに再び緊急事態宣言を発出する、あるいは県をまたいだ移動の自粛を要請する状況に該当するものとは考えていないが、引き続き自治体と緊密に連携し、地域の感染状況を注視しながら、感染拡大の防止、社会経済活動の両立に取り組んでいきたい」と述べました。
国内の感染状況
世界の感染者1019万人超え、死亡者は50万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学などのまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間の30日午前3時の時点で1019万9798人となり、1020万に迫りました。
また、死亡者は50万2947人となり、50万2千人を超えました。
国別の感染者は、アメリカが256万4163人と最も多く、ブラジルが134万4143人、ロシアが64万246人、インドが54万8318人、イギリスが31万3467人などとなっています。
また、国別の死亡者は、アメリカが12万5928人、ブラジルが5万7622人、イギリスが4万3659人、イタリアが3万4744人、フランスが2万9781人などとなっています。
主な国・地域の感染状況