Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



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重症患者過去最多を連日更新 1日の死亡者41人も過去最多

2020年12月02日 | 新型コロナウイルス
国内の新たな感染者は2030人、感染者の累計は15万1742人
国内では1日、新たに2030人の感染が確認されました。
これで国内の感染者は15万1030人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は15万1742人になりました。
また、新たに確認された死亡者はこれまで最多の41人で、死亡者の累計は2206人になりました。
重症患者は前日比21人増えて493人となり過去最多となりました。
なお、栃木県の新規感染者24人は過去最多となりました。

都内の新たな感染者は372人、感染者の累計は4万1311人
東京都では1日、新たに372人の感染が確認され、火曜日発表では過去最多になりました。
これで都内の感染者の累計は4万1311人となりました。
このうち、10歳未満から30代が204人で全体のおよそ55%を占めていますが、重症化しやすい60代以上の感染者はおよそ19%の72人です。
また、経路不明の感染者は223人でおよそ60%です。
なお、新たに確認された死亡者は5人で、死亡者の累計は494人になりました。
小池都知事は、不要不急の外出は控えるよう呼び掛けていますが、呼び掛けだけでは効果が薄い、より強いメッセージが必要だと思います。



個人の努力だけに頼るステージはもう過ぎた-分科会尾身会長
政府の分科会の尾身茂会長は27日、衆議院厚生労働委員会で、「多くの人に分科会のメッセージに対して協力してもらい、個人の努力を十分にやってもらったが、ここまで来ると、個人の努力だけで、今の感染が拡大している状況を沈静化することはなかなか難しい。問題の核心は一般の医療との両立が難しくなっている状況であり、個人の努力だけに頼るステージはもう過ぎたと認識している」と述べました。
そのうえで、「今の局面で最も求められていることは、感染が急速に拡大しているスピードを、少し下げることだ。営業時間の短縮や、感染拡大地域とそれ以外の地域での人の動きをなるべく控えてほしいと国や地方自治体が強いメッセージや方針を出しているが、すべての国民が同じ危機感を共有することが重要だ」と述べました。

新規感染者数の動向


患者と死亡者の動向

国内事例・空港検疫の合計


家庭内感染の割合が急増
家庭内感染の割合が急増している背景には、無症状の「隠れ感染者」が家庭に持ち込み家族に感染させていること、病院や療養宿泊施設を希望しない感染者が自宅療養中に家族に感染させていること、新規感染者の増加により、病院や療養宿泊施設の調整にあたる保健所などの業務が繁忙のため調整が遅れて、やむなく自宅待機している感染者が家族に感染させていることなどによります。
こうした状況では、水面下で急増している市中の感染拡大に歯止めをかけることは不可能で、医療体制の崩壊の引き金になります。

国内の感染状況



世界の感染者6352万人超え、死亡者は147万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間2日午前3時の時点で6352万2286人となりました。
また、死亡者は147万4213人となりました。

国別の感染者は、アメリカが 1358万941人と最も多く、インド 946万2809人、ブラジル 633万5878人、ロシア 230万2062人、フランス 227万5016人などとなっています。
また、死亡者は、アメリカで26万8880人と最も多く、ブラジル 17万3120人、インド 13万7621人、メキシコ 10万5940人、イギリス 5万9148人などとなっています。

主な国・地域の感染状況