国内の新たな感染者は2400人、感染者の累計は22万4488人
国内では28日、新たに2400人の感染が確認され、月曜日発表としては最多になりました。
これで国内の感染者は22万3776人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は22万4488人になりました。
また、新たに確認された死亡者は51人で、死亡者の累計は3338人になりました。
重傷患者は前日比2人増の661人と最多を更新、死亡者数を勘案すると医療提供体制はさらにひっ迫し、新型コロナウイルス以外の救急搬送で搬送先の調整に時間がかかるなど一部で崩壊が始まっています。
都内の新たな感染者は481人、感染者の累計は5万7040人
東京都では28日、新たに481人の感染が確認され、14日連続で曜日最多を更新しました。。
これで都内の感染者の累計は5万7040人となりました。
このうち、10歳未満から30代が272人で全体のおよそ57%、重症化しやすい60代以上の感染者はおよそ14%の68人です。
また、経路不明の感染者は298人でおよそ62%です
なお、新たに確認された死亡者は6人で、死亡者の累計は613人になりました。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
あなたはその外出に命を懸けますか?
「不要不急の外出を自粛し、人との接触を8割以上減らさないと感染の拡大は止められない」
「Go Toトラベル」「Go Toイート」を完全停止しない政府の方針に、国民は経営が厳しい旅行関連業や飲食業の支援になればと、旅行や外食を続けています。
報道によれば、緊急事態宣言のときは、人出は7割程度に減少した人出が、12月の感染急拡大で飲食店の時短や不要不急の外出自粛が呼び掛けられても、大都市圏では1~2割程度しか減少していないとのことです。また、街頭インタビューでも、「私は感染しない」「防止対策の飲食店だから大丈夫」「経済を回すための外出」「ワクチンができたから大丈夫」など、危機感がだいぶ薄れて感染が急激に増加しており、爆発が目前に迫っています。
最近の分析では、夜の飲食だけでなく昼食など飲酒を伴わない食事での感染も増加し、それが家庭内感染の拡大の要因とする分析がされていますし、繁華街や観光地の人でも増加している所が首都圏に見られます。
現行の国の対応では、人と人の接触を8割減らすことはできませんし、軽症者は原則自宅療養では家庭内感染を防ぐことは不可能です。
居酒屋・レストラン・理美容業など、濃厚接触の機会が多い業種の営業時間の短縮を要請するだけでは、感染の拡大は止められないのです。
最前線で新型コロナと戦う医療関係者支援で、私たちにできることは、「感染しないこと」「感染させないこと」です。
「私たちはもう感染している」と認識して、「不要不急の外出はしないこと」「人と接触しないこと」で、これ以上の感染拡大に歯止めをかけましょう。
国会休会中で、ひっ迫している医療最前線の対応さえも検討しようとせず、また、国民に外出自粛など感染予防策の徹底の強いメッセージが伝わってこない菅内閣には期待が持てない状況ですから、私たちひとりひとりが感染しないよう外出を自粛するなど予防策を徹底し感染リスクを下げるしかありません。
最前線で戦っている医療従事者に感謝して、年末年始はおうちで過ごしましょう。
国内の感染状況
世界の感染者8100万人超え、死亡者は176万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間29日午前3時の時点で8100万9062人となりました。
また、死亡者は176万8798人となりました。
国別の感染者は、アメリカが1916万1619人と最も多く、インドが1020万7871人、ブラジルが748万4285人、ロシアが304万7335人、フランスが261万6510人などとなっています。
また、死亡者も、アメリカが33万3394人と最も多く、ブラジルが19万1139人、インドが14万7901人、メキシコが12万2426人、イタリアが7万2370人どとなっています。
主な国・地域の感染状況