葛葉のもっと音楽を聞こおー☆

もっと色々聞いて下さいな (´・ω・`) ノ

眠れない朝に

2009-06-03 08:26:56 | Weblog
眠くても寝れない葛葉なのです ^^;


渡辺貞夫「SADAO WATANABE」
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渡辺 貞夫(as,fl,sn)
福村 博(tb)
板橋 文夫(p)
高柳 昌行(g)
古野 光昭(b)
倉田 在秀(dr)
1972年 2月24日 録音
ジャケは暑苦しいけど和ジャズ名盤の1枚。
ナベサダでお馴染みの渡辺貞夫の人気あるこのアルバムは、高柳昌行氏が参加している事でも人気のアルバムですが、内容は国産スピリチュアルジャズを展開しています。
怪しいコーラスの「SASA」から幕開けし、「MTOTO」では熱いジャズが聴けます。
高柳氏のFUZZとWHAのサウンドが◎
「MTELENKO」ではナベサダさんのフルートのメロが奇麗な曲です。
この曲のテーマが何故かcoccoの曲にありそうなフレーズなんですよね ^^;
で次「POROMOKO LA MAJI」は6/4で迫る熱いモードスピリチュアルチューンです。
ドラムの音が良いですなー!!!
コンデンサーでオヴァートップ拾ってんだろうな~。
グラインドもこんな音で録ったら最高にかっこいいんだけどな~。
LPだとここでA面終わって、B面最初は「KIJIJI」からの幕開け。
高柳氏はアコースティックギターでバッキングしてます。
またまた3/4の反復リズムの上でフルートが鳴り響くどこか民族的な曲です。
つづく「BARABARA」ではまた熱いスピリチュアルチューン。
その後も6/4の反復リズムパターンの「MOMBASA」、flとpのデュオ「UPEPO」、最後に割とスタンダードなスタイルのハイスピードジャズナンバー「UMEME」を聞かせ終わる。
良質な内容で最高にかっこいいアルバムです。
ナベサダさんにこんなイメージが無かったんですけど、コレ聞いてイメージ変わりましたね ^^;
他にも富樫さんが参加してるライヴ盤とかもよいですね。

高柳 昌行「LONELY WOMAN」
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持ってるのはコレ↑じゃ無く、92年頃再発のCDです ^^;
ここでは高柳さんのギターソロが聴けます。
しかしただのジャズギターソロではないです。
どこかしらエレクトロニクスな音を聞かせます。
ORNETTE COLEMAN「LONELY WOMAN」、LEE KONITZ「KARY'S TRANCE」、CHARLIE HADEN「SONG FOR CHE」、LENNIE TRISTANO「LENNIE'S PENNIES」をギタ-1本で聞かせてくれる唯一のアルバムです。
更にオリジナル曲「SKETCHES」とトラッドナンバー「BLACK IS THE COLOR OF MY TRUE LOVES HAIR」もやっています。
アルバム全体はコードプレイも殆ど無く、単音メロディーのみで綴っています。
現在廃盤なのかな?
「LONELY WOMAN LIVE」は聞いてませんが、このスタジオ盤は高柳さんのテクニックを生々しく確認出来る良いアルバムです。
葛葉的には高柳さんのギターはこの様な生々しい方が興味があります。
後のフィードバックに移るよりも前、まさにこのアルバムや60年代の高柳さんは師です。
まだまだ全てを理解している訳ではないですけど、ゆっくり理解していかないとです。
しかしオリジナル盤高過ぎですよー!!!!
聞き終えた時には何か感動的な感情が生まれます。
名盤です♪

LEE MORGAN「LIVE AT THE LIGHTHOUSE」(BLUE NOTE)
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LEE MORGAN(tp)
BENNIE MAUPIN(fl,bcl,ts)
HAROLD MABERN(p)
JYMIE MERRITT(b)
MICKEY ROKER(dr)
JACK DeJOHNETTE(dr/guest)
LEE MORGANの70年代初頭の名ライヴ盤。
LPだと2枚組で結構曲省かれてたみたいですけど、再発CD盤では3枚組で超内容充実です☆
以前国内盤は更に曲削ってCD1枚盤が出てましたね ^^;
このライヴ盤、LPではカットされていた名曲「THE SIDEWINDER」のライヴヴァージョンが収録されている事で話題になりました。
でもポイントはそこではなく、全体的に熱いライヴを聞かせてくれる点にあると思います。
テンションの高さにてに汗握ってしまいます。
残念なのが、サイドメンがよくわからないんですよね ^^;
もちろんBENNIE MAUPINとJACK DeJOHNETTEは知ってますよ。
後にECMからアルバムを出す訳ですからね。
JACK DeJOHNETTEが参加したLEE MORGANオリジナルの「SPEEDBALL」では荒々しいBENNIE MAUPINのテナーが聞けます♪
調べたところ・・・
JYMIE MERRITTはART BLAKEYのメッセンジャーズに居たベーシストで、恐らくMORGANがメッセンジャーズに居た時代に知り合ったんだと思います。
HAROLD MABERNはHANK MOBLEYの「DIPPIN」やGENE AMONS「THE BLACK CAT」、IDRIS MUHAMMAD「BLACK RHYTHM REVOLUTION!」他、スピリチュアル/ブラックジャズ名門のSTRATA-EASTからも数タイトル参加しています。
MICKEY ROKERはMcCOY TYNERの「LIVE AT NEWPORT」やSONNY ROLLINS「ON IMPULSE!」、HARBIE HANCOCK「SPEAK LIKE A CHIND」等に参加してます。
実は結構聞いてたんですね~葛葉も ^^;
意識して聞いて無かっただけみたいです。
このアルバムを聴く限りでは駄目なプレーヤーじゃない事はわかりますが。
長尺テイクが多く、最低でも11分、最高で22分とヘヴィーな内容ですが、全曲とてもクールです☆
MORGANのtpもブルージーにクールに決めてくれます♪
このアルバムが録音された「LIGHTHOUSE」では他にも名ライヴ盤があります。
GRANT GREENやELVIN JONESもそうですね。
MORGANリーダー名義での唯一のライヴ盤となり、この2年後(1972)に愛人ヘレンに射殺されてこの世を去ります。
内容良いのでチェックですよ☆

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